山へ。01


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2010年にアメリカの先住民技術の学校、トラッカースクールに行ったとき、「いつか野山の技術をマスターして、ほとんど道具を持たずに山に入るんだ」と、強く強く思いました。

あれから2年。「シェルター(自然物で作る家)」、「火起こし(もみぎり)」、「水の採集・濾過」、「罠猟・その他食物の入手」、4つの技術がひとつの形になりそうなので、これから山に入ります。

ナイフ一本と、ズボンだけ履いて、一ヶ月を山で生き伸びること。それを目標に、6月から九州で山ごもり。

でも、まだまだわからないことやできないことだらけなので、
はじめに3日間入り、下山&勉強。
次に7日間入り、下山&勉強、最後に1ヶ月入ります。

梅雨の時期のため、思ったことが全くできないかもしれない。
寂しさのために、途中で逃げ出すかもしれない。

それでもなお、入山を決めたときから、個々の技術ではなくて、もっと大きなもの、広いものが大事なことに、うすぼんやりと感じ始めました。

さあどうなりますやら!

入山中は、一切の連絡が取れません。ヨホ研更新も滞ると思います。
また無事に帰ってきたときに、ご報告差し上げます。

ではまた遠からず!


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。