テンダーオフグリッド 04 バッテリーを変更


テンダーオフグリッド バッテリー交換

今まで使っていたバッテリーの健康度(新品を100としたときに、どの程度蓄電できるか)が怪しいので、気になっていた再生バッテリーを注文。

買ったのは、タフと評判の、HEXA、80D23L(60Aで6490円)。純正だと11,000円くらいみたい。メーカー価格は42,000円!高い。

この再生バッテリーの会社は、回収したバッテリーのうちの1割ほどしか再生に回さないらしく、確かに届いたバッテリーは新品同様。
60Aともなると、さすがに重い!17.3Kg

というわけでさっそく接続。

ソーラー充電 電圧
ついでに電圧計もつけた。7セグメントLEDの青い光がかっこいい。
青の12.1が、出力電圧。

左の赤ランプと 右の緑ランプは、Mac充電用アダプタが稼働しているお知らせ。

実は今、12.1の左側にも電圧計がついていて、ソーラーパネル側の電圧を監視してます。このときは夜だったので、発電量は0。つまり電圧が来ていません。

しばらく運用してみたところ、バッテリーを代えただけで、ずいぶん安定した。やはり、以前使っていた 28Aのものは、へたっていたみたい。
その後、数日使っている間に台風が来て、雨が2日くらい続いたら、バッテリーが空になった。

わたくしのPCの運用の仕方(重いデザイン系ソフトを複数起動しながらデザインをする。多いときには1日3回フル充電する)だと、さすがに50Wのパネルだと厳しいかもしれない。

50Wパネルを動かさない場合、一日に充電できる目安 =
50W / 4(動かさない場合の定数) = 12.5Ah

かたやMacの電池、4.8Ah。

3回フル充電 = 4.8Ah × 3回 = 14.4Ah
(実際には0〜100%までではなくて、10〜95%くらいまでの充電だけど)

その他、充放電の際のロスや、高輝度LEDを照明にしたりもしているので、
なんやかやで、やはり1日15Ahくらい使う時があるかもしれない。

というわけで、予備で買っていたもう一枚のソーラーパネルを並列で接続。
18V / 5.6A100W仕様に。

ソーラー充電 電圧

そして2日外出。帰って来たらバッテリーがフル充電!
チャージコントローラーの働きにより、フル充電になるとソーラーパネルからバッテリーへの電力供給が止まります。

16.8がパネル電圧、
14.1が出力電圧(満杯状態)

うん、なんか完成した気がする。
現在はこの他に、シャープの高輝度LED、銭形の6Wを夜間照明として利用中。

SHARP 銭形
動作電圧が10.2Vなので、ちょうどいい感じ。フルパワーで電流流すとすさまじい発熱なので、ただいま調整中。

というわけで、ほぼ現状で完成、もうちょっと試験運用を経て、システムの低廉化に進みます。大まかには、チャージャープログラムの自作と、バッテリーのディサルフェーションによる再生。

それと同時に、鹿児島でハンダづけワークショップも始めますよ。

よろしくさーん。

つづくー。


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。