鉄を鍛えてカスタムナイフを作る!野鍛冶・鍛鉄・噸天冠 02 – 1000℃を越えろ!
というわけで、鍛鉄ナイフを作る前回のつづき。
鉄の融点は 1535℃ですが、鍛えるときには 900℃近辺でがんばります。
ただ単に焚き火しただけでは、なかなか 900℃にならないので、スバルさん自作のブロアー(鉄パイプの先端を潰したものの側面に無数の穴をあけ、もう一端にドライヤーをつけたもの)で、簡易窯にガンガン送風!
ちょっと経つと火の色が 黄色 ≒ 白 に近い色になって、なんとも 炎がまろやか になります。
[わかりづらいけど、まろやかな炎]
その中に鉄を入れれば、すぐにこんな色。
この写真の色だと、温度は結構低いですが(800度以下と思われる)、きちんと熱するとたびたび、鉄が溶融しているような状態になりましたよ。それはやり過ぎらしい。
とにもかくにも赤熱したら、
そしたらすぐさま打ちつける。
鉄は熱いうちに打て!
熱は鉄いてちにあて!
つづく。