聴覚訓練用バンドパスフィルター


やっほい!
昨日は 日本三大祭りのひとつ エレキ研究員の誕生日だったので、盛大に祝いました。

はてさて本日の研究は、エレキ研究員の誕生日プレゼントに差し上げた、
「3000Hzから 8000Hzを抽出して聞ける聴覚訓練マシーン!!!」 ですぜ。

人の誕生日にあげるものでない気もしますが、

だって、作りたかったんだもん。

(もはや、何のために人にプレゼントをあげるのかを
 見失っている感もあるけど、そんな遠慮をしていたら、ヨホホ研究できませんぞ!)

というわけで さっそく研究品解説!

   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

先日滞在していた北海道で、旅人 はらみづほさんに教えていただいたのだけど、
喋ったり演奏したり、という再現のためには まずきちんと聞けること、という考えをまとめた 聴覚訓練の体系があるらしい。
日本語と英語では 使う周波数帯が違うらしく、日本語は低い周波数帯とのことです。

なので、英語学習や、音楽、ちゃんと伝わる話し方をする上で、高周波(8000Hzより上、なのかな?この場合。よくわからん)を きちんと聞くことができると、とっても上達するうえで良いそうな。

ちなみに 通説では人間のお耳は、20Hzから 20000Hzほどまで聞こえるそうだけど、わたくしテンダーの回りの人で試したところ、15000Hz以上が聞こえる人は ひとりもいませんでした。(対象年齢 20〜60歳前後、20人ほど)

わかりやすい例を挙げると、オーケストラのチューニングが 440Hzとか、442Hzの ラの音。
これは 1秒間に 440回振動しましたよ、ということで、理屈で言えば、
頑張って1秒間に440回指を振ったら
きれいなラの音が出る。はず。

というわけで 非常に簡単な バンドパスフィルタ を作成し、100均の アルミ箱に収めてみました。


左の出っ張りが 3.5mmステレオミニプラグ。


反対側。手前の穴が、3.5mmステレオミニジャックです。


お決まりのマッチ対比。ギンギラギンにさりげないぜ。

iPodなどの音源 → 「3000Hzから 8000Hzを抽出して聞ける聴覚訓練マシーン!!!」 → アンプスピーカー

と接続すると、なんだか音質が悪くなる 効用があります。

計測する機器がないので、ダメ研究ですが、きっと うまく周波数を抽出していてほしい。うん。抽出してくれ。

というわけで
受け取った エレキ研究員が困ったように見えたのは、僕の気のせいだと思います。

よかったね、エレキ!
(使用感については エレキがコメントしてくれることでしょう。彼が人の顔をした悪魔でないならば。)

つづくー!


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。