テンダーオフグリッド 02 タップンタップン。


shs-6l
前回、つなぎ合わせた50W直流モデル。

ところがどっこい、相撲はどすこい、上図お写真のチャージャーコントローラー、SHS-6Lと SHS-10L、動かす機器側の端子がひとつなので、何かしらの方法で増やさないと、「PC充電しながら照明をつける」、というような2口以上の運用ができません。

なので、端子を増やしましょう。端子のこやしに今週のビックリドッキリメカ!

オーム社の節電4つ口タップ
節電4つ口タップ!(オーム社製)

普段何気なく見るスイッチ。実は、あれは買うと1個50円以上したりするものです。
その点節電タップなら、スイッチ + そこそこの電流に耐えるコード + コンセント口が4つもついてくるので、なかなかお値打ちです。

というわけで、急いでいたのでホームセンターで購入(¥580円)。
帰って来て、分解しようと包装を開けてみると、

んん?

ネジの形が ひょうきん!

なんてこったい!
こんなところで個性発揮しなくていいのに!急いでるのにもう!

どうこう言ってもしょうがないので、専用治具を削り出す。

100均で買っていたプラスドライバーを回転砥石で削って、ひしゃげた三角形に。
15分で完成。とりゃー!

こうしてひょうきんネジもなんなくクリア。タップの裏を開けてみたけど、いざ開けたらやることは特になかった。むねん。

という紆余曲折を経て、タップが付きました。タップンタップン。

コンセント口への接続は、100均の延長コードから、プラグを切り取ってはんだづけしてもよかったのだけど、
「ある規格を持った端子を、規格以外の運用で使う」ことはトラブルの元、と思ったので、敢えて太い針金2本をそのまま差してます。
今回の場合は、AC 100Vであるはずの家庭用コンセントプラグを、 DC 12Vで使ってしまう、ということね。

さてはて、ON / OFFスイッチがついたので、ずいぶん使いやすくなった。

というわけで次回は、そのままデザインワークをPCでしつつ、50W直流モデルでの充電ライフを観察してみる速報だぜ!

乞うご期待!(つづく)


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。