Canon EOS7D を iPhoneから制御する。01(iPhoneリモコン化)


7DをiPhoneで制御する
一脚を撮影で使うようになってから、デジタル一眼、EOS 7Dを制御できるリモコンがあればいいなー、とかねがね思っていた矢先!
なんと、
iPhoneから一眼を制御できる方法を発見!

とりあえずやってみた、赤外線リモコン化が上記お写真。
こちらさまのサイトを参考に、赤外線LEDを秋月で購入。このLEDは、よく紹介されているものより放射強度が若干強め(=遠くまで届く)。

仕組みとしては、

・iPhoneの音声入出力のジャックから、iPhoneアプリを使って小さな電気信号を出す
  ↓
・赤外線LEDが、人間の目には見えない光(=赤外線)を飛ばす
  ↓
・カメラ、7D側の赤外線受光部でキャッチ、シャッターがおりる

となっております。

なので、肝心のiPhoneアプリには、無料の DSLR Camera Control iR を使用。
自作系サイトでは、 DSLR.Botが人気あるけど、動作確認のために 450円も払えるかー!というわけで、今回は無料アプリ。

DSLR Camera Control iR
[DSLR Camera Control iRアプリ。インターバル撮影もできる]

ところがどっこい、相撲はどすこい、わたし、気付いてしまったんです。
自作iPhone赤外線ライトは、
赤外線LEDの指向性が高過ぎる。

1mくらいの距離ならまだしも、4mくらい離れると、撮影はできるものの、受光部に信号を当てるのが至難の業。
20回ボタンを押して、1シャッターおりるかおりないか。

うーん。と悩んでいると、

7d12
市販品発見。340円。

なんてこったい。この手のリモコンにある、「電池交換できずに使い捨て」でもなく(電池交換できる)、いざ使うと小さいし使いやすい。

何より、4m離れてても、ちゃんとシャッターがおりる。

えーとえーと、
市販品万歳!

唯一のメリット、アプリによる撮影制御(1分に一度、30分間撮影を続ける、など)も、結局は、
「こういうインターバルで撮る」という信号をカメラに送るわけではなくて、
iPhoneアプリが、「こういうインターバルで信号を発する」どまりなので、
赤外線受光部にきちんとiPhoneが向けられ続けていないと使えないのでした。

ざんねん。

なんだか、自作が市販品に負けてくやしいものの、
ケーブル接続バージョンもありますからー!

7d13

つづく。

続き。

Canon EOS7D を iPhoneから制御する。02(有線版)


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。