自転車に乗ると 電話とカメラが充電できる機!(作り直しと実走テスト編)


急いてことを仕損じた前回

本日、急遽 定電圧バージョンを作ったよ。
一応 簡単に説明しますぜ。

1. 買いだめしといた カーチャージャーを分解。


買いだめしといてよかった!

2. 今回は R1に 10kΩを 並列で追加。

抵抗は外しません。貴様は完全に包囲されている!

こういう場面で こういうような、小さな 手抜きをするところが素人くさいよね 機転を利かせてリサイクル!

抵抗を追加すると、出力が 5.5Vほどになる予定。

3. あとは野となれやまとなでしこ

あとは前回と同じく、ブリッジダイオードをつけて、

・・・・

つけただけ。

ワニグチクリップもスイッチもつけなかった。
つまり、市販品に抵抗ひとつと ブリッジダイオードをつけただけです。

ああ、やっぱり簡単。完成です。

おまけ: 古いお弁当箱袋で バッグを作る。

思い出いっぱいだけど、もう使わなくなったもの。

・・・。

えい!


はい、ドン!

見事、自転車の三角のところにハマるバッグになりました。
ダイナモから引いてきた配線を 今回のAC-DCコンバータに接続して、バッグにしまいます。
雨に濡れたら壊れちゃうからね。


そしてこちら、ダイナモさん。ダイナモ刑事。

乗っている自転車には、ダイナモを固定する金具が標準でついていないので、ホームセンターの水道管用クランプ(88円)を流用。叩いたりなだめたりして ぴったんこカンカンしましたぜ。(赤いゴムのずれ防止パッキンがついてる金具のことね)

といった諸事情により、ダイナモ刑事は逆さまに。逆さ吊りのダイナモ刑事。

そして!

作動するとこんな感じ。緑LEDが かっこいいぜ。

設計上のアレで、LED部分だけ 充電対象からの逆流電流でついてしまう、というお茶目仕様です。ダイオード入れるの、面倒くさそうだったんだもーん。

というわけで テスト映像。


近所をプーラプラ。
片手でカメラを持ちつつ、下を見ながら運転しているのと、近所で恥ずかしくて声が小さいのとで、何やってんだかよくわからない映像です。シュールレアリスムの再来です。

こんな状態で走っているスピードで、無事に5.5Vが出ます。
eneloop4本の電圧が、5.3Vくらいいくことがしばしばあるので、ちょっと余裕をもって、5.5Vにしてみました。

このカーチャージャーに流れる電流は最大500mA(600mAかも?)らしいので、結構速く走れば D+端子プルアップ&ダイレクト接続で iPod touchも充電できるかも。街乗りスピードでは「お使いの機器では充電出来ません」画面が出てしまいました。

てなわけで ひとまず完成!

かなり嬉しい。ひさびさの超実用アイテムっす。


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。