宇宙おじさん
お世話になった人を尋ねたら、宇宙を語るおじさんいました。
彼はなんでも 62億の 全ての人になったそう。
宇宙の意識が彼に入って どんなことでもわかるとのこと。
ぺらぺらぺらぺら べらべらべらべら。
だけど宇宙のおじさんは かんたんなことがわからない。
言葉はお皿であるだけで、僕が見つめているのは気持ちのお刺身。
きれいなお皿は嬉しいけれど、それを食べたり消化したりするんじゃない。思い思いのたずさえものを、めいっぱいすてきなお皿に盛るだけだから、その人がどれだけ奮発してお刺身を持って来てくれたのか、大事なのはそれだけでした。
とってもかんたんな(それでいて普遍的な)言葉を使う意図だよね。
宇宙おじさん、お皿を配って 今日も銀河の波に乗る。
メリークリスマス。