宇宙おじさん


お世話になった人を尋ねたら、宇宙を語るおじさんいました。
彼はなんでも 62億の 全ての人になったそう。
宇宙の意識が彼に入って どんなことでもわかるとのこと。
ぺらぺらぺらぺら べらべらべらべら。

だけど宇宙のおじさんは かんたんなことがわからない。

言葉はお皿であるだけで、僕が見つめているのは気持ちのお刺身

きれいなお皿は嬉しいけれど、それを食べたり消化したりするんじゃない。思い思いのたずさえものを、めいっぱいすてきなお皿に盛るだけだから、その人がどれだけ奮発してお刺身を持って来てくれたのか、大事なのはそれだけでした。

とってもかんたんな(それでいて普遍的な)言葉を使う意図だよね。

宇宙おじさん、お皿を配って 今日も銀河の波に乗る。

メリークリスマス。


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。