南さつま市の公共下水道問題、その後にテンダーが取り組んでいる5つのこと!


アウトプットしようがしまいが、過ぎて行ってしまう日々。
わが青春が色褪せないうちに世に問おう、伝えよう、鹿児島でホットな南さつま市公共下水問題!

(今回の経緯はこちら!)

47億円に匹敵?! DIYで下水の汚染度を要チェックだ!



というわけで、その後やったこと&やっていること。


1.公共下水を中止した、日本でも稀有な町・志布志の元町職員、下平すみゆきさんをお招きして勉強会をしましたよ!


(画質悪くてメンゴさん)

1/21に、本町公民館にて開催。
急な告知にもかかわらず、70名の方が参加。ありがたや!


2.その様子をチラシ第二弾にまとめ、7000世帯に配布

南さつま市公共下水チラシ_02_omote_02
南さつま市公共下水チラシ_02_omote_02

以下、チラシの文章の要旨。

 1月17日、本町公民館にて公共下水道の勉強会が開かれました。参加者は70名ほど。議員や政治関係者も多々見られ、メディアも2社の参加があり、大変な盛況となりました。
 講師にお招きしたのは下平すみゆきさん。下平さんは以前、志布志町役場の住民生活課に勤めていて、志布志の公共下水道事業中止の舵取りをされた方です。その後、志布志市議を2期務め、現在は行政書士をされています。
 勉強会では下平さんにより、公共下水道事業を止めるために志布志ではどんな事をしたのか、その経緯や考え方が共有されました。
 
 
  「志布志町役場は環境意識が高く、リサイクル事業やゴミの分別が盛んでした。そういった中で私は、公共下水道の詳細を知り「こんな事をしたら街が潰れる!」という危機感から、合併浄化槽と公共下水道のどちらが合理的かを示した資料を議員に渡し、議会で扱ってもらうように働きかけました。
 また、2億円以上の負担が20年以上続く事の重大さに当時の財務課長は気づきながらも、町長を恐れて進言ができなかったのです。
 そこで、確信を持ってもらうため、環境保全協会、都市計画課、財務課、住民生活課で何度も協議を重ねました。
 本来ならば、市民がノーかイエスか言うべきことです。しかし志布志ではそれがなかったために、役所員が動くこととなりました。
 その結果、最終的には町長も納得し、国に断りを入れました。おそらく、このタイミングで私が役所に勤めていなかったら、下水道事業は進んでいたと思います。つまり一人の職員、一人の議員でも公共下水道は止めることができるんです。だから行政の人には、現場に入り込んで、おかしいものはおかしいと言える仕事をしてほしい」

 勉強会では客席からも沢山の質問が投げかけられました。挙げられた問題点の一部始終は以下の通り。
 ① 対象区域と区域外の不公平はどうするのか
 ② 公共下水は、1haあたり40名の利用者がいないと採算が取れない(加世田対象区域は1haあたり26名)
 ③ 建物と建物の距離が、6m離れれば採算が取れないと言われている
 ④ 既に合併浄化槽を持っている人が、わざわざ壊してお金を払って公共下水道に加入するだろうか
 ⑤ 2千人に47億円をかけることが、今必要なのか
 ⑥ 公共下水道は一軒あたり 5百万円、合併浄化槽は一軒あたり80万円で済む
 ⑦ 環境のためとしながら、南さつま市は水質調査をしていない
 ⑧ 公共下水道と合併浄化槽に性能の差はない
 ⑨ 公共下水道事業は大きすぎるため、利益の大部分が市外に出て行く


というわけで新聞記事にもなった!

南日本新聞で取り上げられた、南さつま市の公共下水道勉強会
それとこちら、友人の風狂さんのブログ。考えるとはこのことか!といたく感銘を受けた。元官僚の農家さんの文章に興味のある方は是非。
» 【急告】南さつま市役所周辺に下水道は必要か


3.なんと2種類の署名活動を開始。


議会へ向けての陳情。水質調査と家庭の排水処理方法の周知について

南さつま市公共下水道反対署名 こちら、2/1現在で 787筆!

こちらは筋が通ってて、コストも大してかからず、デメリットもないために反対のしようがない(未着手の水質調査をしてくれ、各家庭に環境保全のための初歩知識のチラシを配ってくれ)と思うので、これを議会で却下としたら、じゃあその議会ってなんなの?というその後の「直接請求」につながる布石でもあります。

市長宛の反対署名。ずばり公共下水道計画反対。

南さつま市公共下水道反対署名 こちら、2/1現在で 1354筆!

すげえ!
おそらく南さつま市始まって以来の最大署名数、最大の住民運動。
行政はどう出るのだろうか??

ちなみに、署名を集めてる人の実感では、
対象区域内で85%が反対
対象区域外で95%が反対、とのこと。

見える化って大事ね。


4.続いて 2/21に勉強会の第3弾を企画


こちら、まだ詳細をはっきりお伝えできないのだけど、
2/21の 13:30から2時間ほど、
今度は公共下水の専門家をお招きして加世田で勉強会をやります。

予定空けといてね!


5.やっぱり政治だ! 2/22に南さつま市議会にて個人質問!


平神純子議員(13時から?)と、清水春男議員がしてくれる予定!
(日時はあくまで予定、詳しくは議会事務局 ☎ 0993-53-2111 まで)

みんなで議会にダッシュだ!




あとは、テンダー得意の街に出現するゲリラ広告案一件と、
大規模な自分たちによる水質調査を今月やる予定。

街の気配がどんどん変わってるよ!
変わらぬものなんてないよ!

続く!



2016.2/9追記: ↓続き

47億円に匹敵?! DIYで下水の汚染度を要チェックだ!その2


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。