無人島合宿、大好評で閉幕。無人島暮らしの4泊5日はこんな感じでした!(前半)


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[写真撮影:澤田佳子]
第三回 日々火々と暮らす火之神合宿 無人島編、無事終了いたしましたー!
プログラム全体は4泊5日、うち無人島滞在は2泊3日(高波の影響で1泊短縮)。

今までにこんなプログラムがあっただろうか?

いや、ない!

と言い切れるほどのクオリティと熱意でした。

お伝えしたいことは、たんとあるけど、
それはもう、居合わせた人にしかわからないアレなので、要所要所をば。


初日は、陸で、火起こし、濾過技術、危険対策と健康管理の座学、窯焼きピザ

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雨もなく、夏でカラカラに道具が乾いてるので、今回の火起こし難易度はかなり低め。それでもやっぱり、はじめてやる人には難しい。
この時点では、できない人もたくさん。

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炭と草で作る濾過器。このあと、緑がかったボウフラの湧いた水を濾過&煮沸して飲む参加者さん。みんなして、「ワカメの味がする」というのにはびっくり。

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座学の時間。こういうのって、実際にその場面に遭遇しないとイマイチわからないので、さくっと解説。

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夜はピザ窯でピザを焼く。スタッフの政宗がやけにイタリア人ぽいね。この上体の角度はさすがです。

ちなみに参加者さんは、日本津々浦々から8名さま。小3から中1まで。
初日はみんな、表情も固く、どこかよそよそしい。うふふのふ。

二日目、無人島に渡る。懸念されていた高波の影響は、まだないもよう

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なんと、合宿の開始前日に沖縄近海に台風がふたつ発生。ルートは関係ないものの、その影響で最大2mの波が出る、という予報。
2mも波が出ると、島への接岸がとたんに難しくなるので、前日のスタッフミーティングでも、如何に必要機材を運ぶか、というのは議論の的でした。
写真は、波浪図を見るスタッフのフウヤ。

mujin109荷物は、背負えるようにしたり、ビニール袋で完全防水したり、荒波対策。

照明と撮影機材充電のためのソーラーパネルも持ってきます。これは50W。
ソーラーパネルを背負うとなんというか、メッセージ性が増しますね!

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まあ、そうは言っても行ってみないとはじまらないので、港へ。

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無人島を目前に、士気も高まる一方。とりあえず、大人部隊が先行して荷物を運び、波の確認。こども部隊は後追い組。漁船を出してもらって、いざ無人島へ!(次ページへ)


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。