【プラスチック再生のプププ】インジェクションマシン(射出機)を作る解説映像
実際に作りました!
個人でも廃プラの再成形だ!インジェクションマシンを作る!〜プレシャスプラスチック
https://sonohen.life/injection-machine-making/
オープンソースのPrecious Plastic。
設計図などのダウンロードはこちら。
以下、日本語訳!
(翻訳 安納献 / 編集 テンダー)
6.Build an injection molding machine
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新しい 「プレシャス・プラスチック」の説明ビデオへようこそ!
では、今日はインジェクション(射出成形)マシンを作ろう。基本的にはこのマシンはプラスチックを鋳型に送り込む
小さいプラスチックの物体を作るのに向いている。鋳型を使っているので、簡単に複製が作れるし生産システムが作れる。
このビデオではマシンの作り方をガイドしたいと思う。作る上でポイントとなるいくつかの点を紹介し、重要なコツやヒントを伝授しよう。
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では始める前に、すべての手順と情報と設計図はダウンロードできます
もし質問があればフォーラムに投げかけることができます。では始めましょう!
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これがこれから作るマシンです。インジェクションマシン。
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溶接して完璧にくみあわせる
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ホッパー(投入口)が完成したので、これからバレル(筒)の部分を作る。これがこのマシンの一番重要な部分だ。プラスチックが熱せられプレスされる。
このバレルの核となる部分はパイプだ。これは普遍的な排水管がベースになっている。寸法が正確かどうか、是非とも確認してくれ。
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注意を払ってほしいことの一つに、ほとんどのチューブは溶接されているので中に溶接の線が入ってしまう。
確実に押し出しパイプを手に入れてほしい。これらは内側が完全にスムーズだ
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チューブの穴は完成した。次はこれにネジ山を切る必要がある。水道管工事をやる人は全員これを持っているはずなので、簡単に手に入るはずだ。
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もしあなたのチューブが少し分厚ければ、少しヤスリをかけるとうまくいく。
さぁ、やろう!
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バレルにネジ山を切って、穴を開けて、ヤスリをかけたので、次に小さな部品を取り付ける。
完璧!
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というわけでホッパーとバレルを完成させたので、ノズルにフォーカスをする。
ここでプラスチックがモールド(鋳型)に射出される。
幸運にもこれがマシンの中で一番簡単だ。
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配管システムを使っているので、クールなこととして、これにうまくはまる、様々な奇妙なノズルを取り付けられる。
これらをノズルとして使う。我々はこれを気に入っていて、こっちと組み合わせている。ピッタリとはまって漏れない。
このパーツをカスタマイズして、平らにして穴を開けて、モールドの上にこれを溶接する。そうすると一切隙間を作ることなくモールドに、完璧にノズルを取り付けることができる。
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というわけで、ホッパーとバレルとノズルが完成したので、次はフレームワークに取り掛かる。
大仕事のように感じるかもしれないが、結構できてしまう。
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で、フレームワークのパーツを全て切り出した。結構シンプルな金属のチューブだ。
そして、図面を元にこれらを溶接する。ではやろう!
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さて、全てが完成して組み立てられた。
全て納まってうまく動くかどうか確認してほしい。
そしたら塗装をして、ヤスリをかけて、中に板を入れる。
フレームの準備ができた。塗装も済んだのでこれから他のものを全て取り付け用。
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全てうまく動く。では電気回路を組み込もう。
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では、ホッパーとバレルとノズルとフレームワークが完成した。次は最後に電気回路をつける。
これがプラスチックを熱して、温度も図れる。
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まずはこの小さな箱を作って、全てのものを配線してマシンにつなげる。
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コントロールボックスの全ての部品を切り出した。我々には道具があったので金属からこれらの部品を作った。
我々は強いのが好きなんだ。木やプラスチックやレーザーで加工した他の材料からも作ることができる。
これらを溶接して箱を完成させる。
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箱が完成した。次に全ての電気回路を取り付ける。電源を入れるためのスイッチから始める。
オンになっているのがわかるように一緒に光るライトもある。
センサーは温度を測ってくれる。それがコントローラーに伝わり、ここでお望みの温度を選ぶことができる。それがソリッドステートリレー(SSR)に信号を送り、熱源を加熱してくれる。これをバレルに半田付けする。
全部配線して、ケーブルを足して、箱に入れて、マシンにインストールする。
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電気回路をマシンにつなげた。次に全てのセンサーと熱源をつなげる。
上に向かってスライドさせて固定する。
二つの異なる温度コントローラーとセンサーがある。これらは上のセンサーと繋がっていて、ノズルは下のセンサーにつながっている。なぜならこっちの方が僅かながら高い温度であって欲しいからだ。
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一つのセンサーがー下について、もう一つは上の方についていることを確認してほしい。そうすることで両方の温度を異なる形で測ることができる。
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簡単なテスト。
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ここにインジェクションマシンがある。
もうすでにプラスチックを注いである。これから加熱する。
スイッチを入れて正しい温度を設定する。使うプラスチック次第で何度にするかが変わる。
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設定して、10分くらい待ってから射出する。
[10分後]
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マシンは熱せられて、ご覧のようにノズルの温度の方がもう一方より僅かに高い。それはモールドに入る前にもう一息加熱したいからだ。
では試してみよう。
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ご覧のようにインジェクション(射出)はうまくいった。色もいいし、食感もいいし、煙も出ていない。っということは温度の設定がちょうどいいということ。
しかし普段はこのように射出はしない。真下にモールドを取り付ける。そしてこの中にプラスチックを押し出す。そうすることで様々な小物を作ることができる。
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ビデオを見てくれてありがとう。説明がわかりやすかったらいいんだけど。もしそうでなかったら気軽にフォーラムに質問を書き込んで欲しい。
一つ注目して欲しいのが、マシンはモジュラー形式で作られている。ということはいつでもアップグレードしたり修理したりすることができるのだ。また、あなたのニーズに基づいてカスタマイズも出来る。
もし改造したりカスタマイズすることがあったら、ぜひとも教えて欲しい。そうすることでみんなで協力しながらもっといいマシンを作っていくことができる。
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次のビデオではモールドを作って、これらのマシンを使ってどのように物を作るかを見せたいと思う。
ひとまず見てくれてありがとう。作成の幸運を祈る。そして次の貴重なプラスチックのビデオで会おう!(イテッ!)
インジェクションマシンを実際に使ってみている映像
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テンダーさんこの動画をどうぞ
人類の目指すべき世界です
https://www.youtube.com/watch?v=nPiBd0Z1c0g
タダシさん、動画見ました。
ものには限りがあるし、テクノロジーは本質的に問題を解決するわけじゃないと思うので、なんとも言えないっす。
賛同できなくてすいません。