【プラスチック再生のプププ】プラスチックの見分け方解説映像
とっても衝撃を受けた、オープンソースのプレシャス・プラスチック。
このページでは引き続き、プラスチックの見分け方映像に日本語訳をつけますよ。
以下、日本語訳!
(翻訳 安納献 / 編集 テンダー)
2.Learn about Plastics
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「プレシャス・プラスチック」の新しいビデオへようこそ!
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このビデオではプラスチックについて語ります。
これが何であるか、どんな種類があるのか、そしてそれを使ってどんなものを作る可能性があるのか
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というわけで、プラスチックについては既に知っていると思う
我々の生活のいたる所にある
ゴミ箱、パッケージング、植木鉢、コンテナ、おもちゃ、コップなど
われわれが持っている多くのものはプラスチックでできている
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文字通り世界中のどこでもこれを見つけることができる
たとえそこにプラスチックがあることが望まれない場所であったとしても
昨年一年でも、ものすごくたくさんの量を生産した
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それがどれくらいの量なのか想像できないくらいだ
実際この数字を発音できなかったので文字で書いたんだ
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生産量は未だに毎年増え続けている
なぜならばもっとたくさんの新しいプラスチックを生産し続けているから
これは結構奇妙なことなんだ
なぜなら一方ではこれは石油から作られているから
それは貴重な化石燃料で、もう無くなりかけている
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もう一方では、それがたどり着くところはこの惑星上の望まないところにたどり着いて環境とこの星に被害を及ぼす
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実際、研究によるとわれわれのプラスチックでリサイクルされているのは10%以下だといわれている
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われわれが作る新しいプラスチックの大部分は誤ったところにたどり着いてしまう
そろそろリサイクルする時期だよ
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プラスチックは多くの場合、似たように見えるし似たように感じる
でも違う可能性の方が高い
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実際、何千もの違う種類のプラスチックが存在する
でも二つの主なカテゴリーに分類できる
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Thermoset [熱硬化プラスチック] 、Thermoplastic [熱可逆性プラスチック]
たとえばこのボーリングの玉は熱硬化プラスチック
そしてこのお弁当箱は熱可逆性プラスチック
一番の大きな違いはお弁当箱はいつでも再び溶かすことができる
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だから使い終わったら
再び溶かして別の形やオリジナルの形ににすることができる
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このボーリングボールはポリエステルでできている
この形に形成され、その後は溶かし直すことはできない
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これは基本的には素材の塊で特に何もすることができない
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こっちは再び溶かして使い直すことができる
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幸運にもプラスチックの80パーセントはこっちのタイプ(熱可逆性)のプラスチックからできている
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それはいいことだ。なぜならこっちはリサイクルしやすいからだ
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実際、多くの場合この底にあるようなリサイクル可能であることを示すロゴが付いている
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原材料としてのプラスチックはこのような見た目だ
新しいものを作るためにプラスチック産業全体で使われている小さなペレット状のものだ
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でもこのタイプのプラスチックの中でも色々な種類がある
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でも再び、これも幾つかの主なグループに分けることができる
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基本的にあなたの周りにあるすべてのプラスチックがこれらのいずれかからできている
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それぞれが小難しい名称が付いている
ポリプロピレンやポリスチレンなど
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なんでわざわざ難しくするのかよくわからないので、多くの場合省略形を使う
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二つのプラスチックの違いを見分けるのは難しい
同じ色だったり、感触が同じなような気がするけどそれでも種類が違ってたりする
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実際、これがプラスチックの1番の問題だったりする。
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様々なプラスチックの種類をどのように分類するのか
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なぜならそれぞれ異なる特徴、異なる振る舞い、そして異なる融解温度を持つから
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でもそれをやるための幾つかのコツがある
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第1のコツ。そしてこれが圧倒的に簡単なやつ
それは「ロゴを探すこと」。リサイクルのロゴが付いていたら、どの種類のプラスチックかがわかる
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だからこれはポリプロピレンからできていることがわかる
残念ながら必ずしも全てのプラスチック製品が、このようなロゴを付けているわけではない
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なので別のコツを
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2番目のコツは「暗記すること」
これは実際にリサイクル工場で行われている
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だからたとえば、植木鉢だったらポリプロピレンからできている
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レゴはABS樹脂から。
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ペットボトルのふたはHDPEからできている
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でも、想像がつくように、世の中にはものすごい沢山のプラスチックの種類がある
だから沢山の暗記が必要になってしまう
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すると間違えやすいし100%正確ではなくなってしまう
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もう一つのコツは「視覚的な特徴を見る」こと
たとえば、ポリスチレンは壊れそうな音を出し、ポリエチレンは柔軟でタフな種類のプラスチックだ
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他のテクニックとして、「炎のテクニック」と呼ばれているものがある
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これはオススメしないけど、テクニックの一つなので教えておく
たとえば、プラスチックを燃やした時、ちっちゃな炎が上がる
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これは、素敵な黄色い炎ができた
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こっちに火をつけると黒い煙が上がった。これはポリスチレン
前にも言ったように、このテクニックはオススメしない
うん。素敵じゃない
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最後のは「浮かせる」テクニック。
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これは興味深いやつだ
たとえばいろんな種類のプラスチックが混ざっているとする
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水に入れると、一部は沈み、一部は浮く
では水を足してみよう
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ご覧のようにプラスチックの一部は浮き、一部は沈む
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でも塩を加えると
ポリプロピレンが浮き、PETが沈む
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水の密度を変えることで他の種類のプラスチックでもこれができる
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違う密度、炎の色、や視覚的な特徴についてなどの他のすべての情報は、ダウンロードパッケージからダウンロードできます
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たった今学んだように、世の中にはいろんな種類のプラスチックがある
リサイクルできるやつは基本的に同じ原理に基づいてリサイクルすることができる
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熱して形成することで何か新しいものを作ることができる
それが基本的にプラスチック産業全体の基本的なスタート地点だ
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彼らはすべてこの原理に基づいて物事をやっている
でも様々なバリエーションがあって、押し出し整形、射出成形、ブロー成形などがある
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これらのテクニックを様々に組み合わせることによって様々な製品を作り出すことができる
我々の機械もこれらのテクニックがベースになっている
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ただ、よりシンプルな設計で、どこでも手に入るツールや素材でできるようになっているので、自分自身で作ることができる
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というわけでプラスチックのビデオについては以上。
他の追加の情報についてはダウンロードが可能だ。質問があれば、遠慮なくフォーラムに質問を投げかけてほしい
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次のビデオでは、実際にマシンの製作に取り掛かって、プラスチックを新しいものに生まれ変わらせられるようにしよう
次のビデオで会いましょう!