Lifers できました!


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文明に依存せず、都会で生き抜く技術のデータベース、Lifers、完成したので
ひとつめの記事、断熱シャツ を書きました。

しばらく、コンスタントに更新していくと思いますので、ご愛顧のほど、よろしくお願いします。

2016.3/30追記:Lifers.inは現在公開されておりません

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火を起こせるならば、生涯 凍えることはなく、
水を集められれば、渇きに困ることもありません。
家を建てられれば、大きなお金を稼ぐ必要もなく、
食べ物を拾えるならば、飢えに苦しむこともなくなります。

自由とは、そのとき選ぶことではなくて、いつでも放棄ができること。

一見 進歩のように見える文明とは、
裏を返せば私たちが失った手仕事の 集積体でもあります。

道具を作る技術なくして、
私たちは 安価なトースターひとつ作ることもできません。

だからこそ、今いちど 立ち返りましょう。

火がどのように起こり、
水はどのように溜まり、
身を暖めることの意味を理解し、
食べることと働くことが、実は無関係であることに
今いちど触れてみたいのです。

一万年ものあいだ、連綿と続く技術と智慧の伝承を、
ありがたく引き継ぎましょう。

必要があれば 発電や、法律、機械工学も取り上げます。
なぜならすべては 先人が、
私たちのために残してくれた ギフトだからです。

私たちは、何の苦労もせず、受け取ることができます。
これからも生きるもの – Lifers として。


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。