ウェブ直販で6300部! 大人気『わがや電力』を作るまでにやった7つのこと


7/10 『わがや電力 〜 12歳からとりかかる太陽光発電の入門書』出版記念パーティー!

わがや電力、重版刷り上がりました!

わーわー!

拙著にして近著にしてマッチョな『わがや電力』初版1500部が1ヶ月で売切れ、2刷を発注、先日刷り上がりましたよ!

追記:2017.7/18現在、5刷・6300部を売り上げ中!

発売までは、どこの版元から出すかに大いに悩んだけれど、
結果から言えば、自分で版元作ってよかった!

今日はその話をKU WA SHI KU!


出版までの、経緯と所感

版元移転で二転三転の苦しみが七転八倒で七転び八起き

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

2014年の初春頃、鹿児島の地方出版から出すつもりだったんだけど、作りたいもののクオリティと、わたくしと版元との思想の違いのようなものが、作業をすすめるうちに明らかになった。

あれこれ話しつつも、
2014年11月頃には違うところから出すと決断し、最終的には版元にも合意してもらった。

このとき、刷り部数を増やすために、ヨホ研上でクラウドファンドを募ってしまっていたので、当時300件近くのご予約があり、悩みに悩んだ。
ただ、クラウドファンドの入金を後払いで設定してもらっていたので、ことなきを得る。

その後、東京の某大手版元S社からお声がかかったり、
農業で有名なN社との話があったりもしたけれど、両方とも頓挫。この交渉のために、5ヶ月ほどを使ってしまう。

この計3社との話合いを経て知ったことがいくつかある。

・本の世界では著者が一番下。営業 → 編集 → デザイナー → 著者という序列がある。

・大手版元は、新進の取り組みはしない(2社とも「うちの雑誌で1年くらい連載して、反応を見てからどうですか?」と言われた)

・大手版元の初刷は1万部から。よって1万部売れない本は扱わない。

・雑誌と本の世界はかなり違う

・流通を担う「取次(とりつぎ)」という業者がいる

「取次」のこと

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

本は、版元が作ればすぐに本屋に並ぶわけではなくて、
取次という業者が各書店に営業をかける。

このとき、書店での取り扱いが決まると、取次は当然マージンを取るのだけど、それがなんと本の単価の38%も持っていくケースもあった。

ちなみに、Amazonで売った場合も、小口出品の自己発送で、24%ほどが手数料として取られ、そこに送料がプラスで引かれる。

流通の世界ってすげー!

そして、大手版元で提示された、わたくしへの印税は6%。
わがや電力は1800円なので、6%だと1冊あたり 108円。
1000冊売って、10.8万円。

著者よりも、取次の方がはるかに利益を持っていく、ということですな。おそろしや。

流通と広報能力

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

そして冷静に考えてみたときに、わがや電力は「100万部売りたい!」みたいな本ではなく、
5000〜1万部売れれば大成功
(ちなみにさっこんは本が売れないので、著名な作家さんもで初刷りは1000〜3000部、だったりするそうです)

となると、このネット全盛の時代に、5000人にリーチして買ってもらうことって、そんなに難しいことだろうか?

当時のヨホ研が毎月3万ユニークユーザーのアクセスがあったので、そのうちの100分の1が300人。
300人が毎月1冊買ってくれたら、1年で3600部。

うーん、全然いけそうだぞ。
そもそも、本にするのはいくつかの理由がある。

1.エントロピーがきれい(情報を保持しておくために、必要とするエネルギーが低い)

2.紙とモニターだと、なんだかんだ言って読解の度合いや、内容の吸収力が全然違う実感がある。紙のほうが理解しやすい。

3.デジタルは、過渡期でしかないとわたくしは思っている。電子書籍はビューアーがいきなりサービス提供を停止したり、そのものがそのものとして存在するための二次要因が多いというか。アナログは安定してる。焚書坑儒に気をつければ。

4.ウェブだけでシェアされて情報が広まるのと、本を紹介する情報がウェブでシェアされていくのは、やはり意味と実質が違うように感じる。

んで、今まではその本を売るための広報・流通を担うのが版元や取次しかなかったわけだけど、もはや、ここまでウェブが広く行き渡ると、別に個人でも広められるんじゃないの?と思った次第。

と、ここで版元を通すメリットを整理してみる。

1.売れる売れないのリスクを版元がもつ。そのかわり、売るための介入を版元から受ける(タイトルや内容の変更など)

2.制作コストを版元がもつ。ギャランティは印税契約。

3.書店、メディアを通じて大多数にリーチができる

こんなところか?
版元に頼まずに、出版者(個人)になると決めた場合、

1.売れる売れないのリスクを自分でもつ。そのかわり、本の内容に関する制限がない。

2.制作コストを自分でもつ。今回はクラウドファンドで達成済。ギャランティは売れた分だけ。

3.広報の手段は自己、友人、共感してくれたメディアのみ。今回はヨホ研がメイン。

うーん、冷静に考えれば考えるほど、今回は自分が出版者になった方が、メリットが大きい!
そのうえで、これから出版にあたって必要な作業は、

1.出版のための権利、ISBNコードの取得

2.本の企画立案(すでにある)

3.本の編集校正(誰かに頼もう)

4.本の流通、営業(ウェブで十分なんとかなりそう)

5.本の発送、顧客名簿管理、クレーム対応(気合と根気の問題、奥さんにも手伝ってもらう)

てことだね。
あら・・・いけそうじゃないか?

ついでに収益計算。

印税6%のとき

1000部 / 10.8万円
3000部 / 32.4万円
5000部 / 54万円

自分で版元になったとき、ざっくり

1000部 / 50万円(制作チームギャラ支出のため、低くなる)
3000部 / 320万円
5000部 / 640万円

おお、約5〜10倍!

てか、1年半かけて書いた本の収益が10.8万円というのは、さすがにいただけない。

よし、いっちょ版元やってやろうじゃないか!と奮起したのが
2015年5月中旬


1.ISBNコードと書籍JANコードを取る

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なんと、固定電話と住所があれば、日本図書コード管理センター36,720円振り込むだけで、誰でも本を100冊出版できる版元になれちゃうのです。
ちなみに手続き完了まで2週間くらいかかる。

いやはや、ビックリ!
世の著者たちはこの事実を知っているのだろうか?

ついでに、任意団体として、ヨホホ研究所名義でゆうちょ口座も作る。これも、意外と簡単。

この手続き一つで、印税6% → 印税100%になるわけです。
人生万事 Do It Yourself!

2.やり手編集者を探す

無人島合宿2014-7月
[ケバリを作る藤原祥弘さん]

これは、ヨホ研で大きなバズを経験してだんだんわかるようになってきたんだけど、鋭い文章を書くには編集さんの力がいる

書き手は、情熱を持って書けるけど、情熱のある文章は荒くて読みづらいことも多々。
そこを、情熱を削らずに事象を整理する、という仕事はなかなか書き手には難しくて、編集さんの力を借りたいところ。

幸い、かねてからヨホ研を見ててくれた、フリーライターの藤原祥弘さんの力を借りることができ、何度も揉めながら
なごやかに出版にこぎつけました(涙目)。

一緒に編集作業をしてみて思ったけど、編集者は、文章に対するメモリー機能がタフですな。
前半に出てきた小さな一文が、後半のこの部分にかかる、みたいなことがはっきりわかるみたい。すごい!

イラストとデザインは、最初の版元時に決まっていた、
鹿児島で活躍する竹添星児さんと、サクラ島大学の久保雄太さんに、それぞれ引き続きお願いする。

ギャラは売れてから払いで4者合意。

3.ウェブ+紙の表現、ウェ文法!

夏休みの自由研究に最適!「わがや電力 〜 12歳からとりかかる太陽光発電の入門書」

ずっとヨホ研を書いているので、
わたくし、どちらかというと横書きの方が得意というか馴染んでいるし、わがや電力の原稿も、Macのコードエディタである fraiseを使って書いているので、そもそも原稿自体が横書き。

ところが、初期の段階で「わがや電力は縦書きにしよう」となったので、さてはてどうしたもんでしょう、というわけで、

藤原さんと新しい文法を創設!

理系の本を縦書きで書くと、
数字や単位をどうするんだ、という細かいルールで困っちゃうので、そこは雑誌ルールで統一。
(一桁数字は全角、二桁は半角で縦中横、三桁からは全角、など)

また、段落を分けるときに、ブロック単位で読めるよう改行をあえて「雰囲気」で入れて、文法よりも視覚的な読みやすさを重視。

まだ極まれり、というほどではないけれど、何か新しいものが生まれたはず。

4.印刷屋さん探し

juhan_10

最初は、
製本直送.com にしようかと思ってたものの、いかんせん高い。

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

1冊あたり 1224円+送料

Vanfuは1冊あたり 3000円になっちゃうので、不可。

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

配線の色を指示するためにどうしても赤色が必要だったので、カラーじゃないといけないのだけど、カラーになると途端に高い。

困っているところにデザイナーの久保さんが紹介してくださったのが、鹿児島の朝日印刷

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと
[写真はイメージ!]

大きな機械がたくさんあった。なんと鹿児島で一番大きくて早い印刷所らしい。見積もりを取ってもらったら、即決できるほど安い。ありがたや!

また、印刷所のスタッフのみなさんもとても親切で、工場内も見学させてもらい、実際にCMYKがCMYKそれぞれの色毎に印刷してるところを見せてもらって、「CMYKってこういうことか!」といたく腑に落ちたものでした。

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと
[4色の塗料、1色ずつ重ねていく]

本が本として成立する要素は、これでなんとかなった。
あとは、流通と広報だ!

5.発送の段取りには2つの罠が!

罠その1 ゆうメール特約

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

ゆうちょのサービスには、あんまり表に出てないけど、
ゆうメール(特約)とか、ゆうメール特別運賃とよばれるものがあって、

年間だいたい500個以上の商品を発送する場合、契約?できる。
ハテナがついたのは、厳密には契約ではないらしく、書類のやりとりもしたから、じゃあなんなんだ、と思うけど、結局よくわからなかった。

この手続きが完了すると、ヨホホ研究所の場合、本1冊を80円前後で日本中どこでも送ることができる。現状で、手軽に個人が扱える最安のサービスだと思う。

そしてそして、あんまり詳しくは書かないけど、この手続きで揉めに揉めて一騒動あった。
簡単にいうと、約束が全然守られてなくて、結局6月11日に手続きを開始して、すべてきちんとサービスが使えるようになるまで2ヶ月弱かかった

その間も、局によって話の食い違いがあったり、できることをできない、と言われたり、情報が錯綜しててんやわんや。
「ゆうちょ大丈夫か?」と思うことが多々ある2ヶ月でした。

さらに、ゆうメール特約を使うには、スタンプを押す必要があるんだけど、そのスタンプがこの凝りよう。

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと
[ちゃんと車輪ついてる]

うーん・・・・大丈夫か、ゆうちょ。

ちなみにもらったおまけも精度高い。

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

・・・大丈夫か、ゆうちょ!

罠その2 Macで宛名印刷

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

ありがたいことに、2015年7月の時点で、予約件数600件余
これをひとつひとつ宛名書きしていたらとんでもないことになるので、ここは自動処理でなんとかしたいところ。

今までの注文をまとめたNumbers名簿(WindowsでいうExcel形式)はあるものの、

Numbers
カテゴリ: 仕事効率化
現在の価格: ¥2,400

MAC OS10.10ではなんと、宛名の差込印刷ができない!
差込印刷とは、名簿の名前はこの位置、住所はこの位置、というように、フォーマット上の指定の場所に、順繰りに情報を印刷する方法のこと。

ギャーーーース!

なので、
こちら様を参考に、
わざわざXMLファイルを作成 → なんとAdobe illustratorとバッヂ処理を駆使して、宛名を作る。
こういうとき、本当にMacは面倒くさい。
試行錯誤しつつも、全名簿を印刷。

カール事務器 ディスクカッター DC-200N
そして、ゆうメール特約では送付するものに、宛名の紙が糊で貼ってあればいいので、印刷した宛名をロールカッターでスパスパ切りながら貼っていく。若干曲がることがあるけど、2000円未満のディスクカッターなので気にしない。

ちなみに、全発送作業は、奥さんがほとんど担当してくれました。ありがたや。

ついでに、B5サイズのわがや電力を送るための梱包材はこちらを使用。単価18円ほど。
ゴミになるから嫌いだけど、雨でも大丈夫なようにOPP袋も買った。単価2円ほど。

6.Wordpress(自サイト)で売る

注文の取りまとめ

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

ここはまだブラッシュアップ中なんだけど、
ContactForm7Contact Form DB のふたつのプラグイン合わせ技で、今のところ大体オッケー。

・ContactForm7 は、誰でも簡単にお問い合わせフォームが作れてしまう素晴らしいプラグイン。
・Contact Form DB は、ContactForm7に来たメールをデータベースに記録し、Excel形式などで出力してくれるプラグイン。

個人的な主義で、Google Docsや Google Formを使いたくない(クラウド上に個人情報を保管したくない)ので、
こういう形になりました。

注文が来ると、ContactForm7によってわたくし宛と、注文者宛に自動返信メールがいき、Contact Form DBによってデータベースに記録される。
さらにContact Form DBは、データベース上のエクセルデータのアドレスを発行してくれるので、毎朝ブックマークからそのエクセルを出力し、今は宛名を手書きして、郵便局に行く、というフロー。
現在の注文が毎日1〜5件くらいなので、それで十分。

相当ラクにできてます。プラグイン万歳!

Paypalで、個人でクレジットカード払いに対応する

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと paypal

また、国外からの注文がちょいちょいあったのと、
作った口座がゆうちょだけでは不便があったので、
Paypal対応もした

こちらも1ヶ月前から申請してたのに、ビジネスアカウント登録完了のための法人書類提出でひっかかってしまって、つい先日開設。

個人事業主は、法人確認用の書類なんてないので、問い合わせたらよくわからない返事が来、それに対して返事をしたらハガキ送ったから1週間待て、と言われ、2週間音沙汰ないので連絡したら、「使えるようにしましたー!」という一足飛びの答えが。
ありゃりゃんぱ。結構適当っぽいです。

(その後、別のアカウントを作り、ビジネスアカウント開設をしたら、個人確認しただけでビジネスアカウントとして認証された。あれま。)

この手続きが完了すると、お客さんからの支払いが受けられるようになり「今すぐ購入」ボタンが使えるようになる。
ときどきウェブで見かける、こういうの ↓


テンダーカンパメニュー




[よろしければポチッとどうぞ!]

ContactForm7による申し込み完了と同時に、PayPalボタンを含むページに遷移させて、クレジットカード払いをできるようにした。(注文すると確認できるよ!)

paypal利用は、月間30万円までの売り上げの場合、手数料は商品代金の 3.6% + 40円
わがや電力の場合、1冊あたり 104.8円になりますな。= 商品単価の6%ほど。

7.メディア広報とアーリーアダプターについて

こっからは、まだできていないことも含む、これからやること。

書店流通を想定しない作戦

今回のわがや電力は、基本的には書店流通を想定していない。
理由は、

1.新参版元なので、書店の売り場争奪戦に対して弱い。

2.取次マージンが発生する(本当に必要なところには直接営業すればいい)

3.委託販売にすると、3ヶ月後とかにまとめて返品がありうる。返品の品質低下や、送料、取りに行く手間を避けたい。

4.わたくしテンダーが日常的にリーチできる層と、書店でしかリーチできない層が乖離してる(チャンスでもあり、不利でもある)。

5.書店には、わがや電力の文脈がない。そのため、キャンペーンやポップでデザインしないといけない。

つまり、労力がかかるということ。
大きな版元で余力があれば、自サイトと書店と両方やればいいけど、わたくしはそもそも版元業をやりたいわけではないし、現状では手が回らないのでムリ。

なので、ヨホ研自体を、月3万人が訪れる書店、と考えた方が合理的かな、と。
でも、実際は鹿児島で実物が買える店舗はあってほしいので、いくつかのお店には置いてもらった。

そして、5.は2刷のタイミングでようやく作りましたよ!

わがや電力 書店用POP

評判よさげ!
バリエーション増やしたいなぁ。

評価は等価。アーリーアダプターを大切に。

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと

また、初刷りを大体売り切ったあたりで気づいたのだけど、
1年半前から『わがや電力』を予約してくれたお客さんと、書店でその日に「試しに買ってみる」お客さんとだと、『わがや電力』に対する姿勢があまりに違うわけです。
姿勢は違えど、世の中に残ってしまう「本に対する評価」は等価なわけで。

というのはつまり、
1年半、楽しみにし、期待してくれたお客さんの好意的な評価100件と、
試しに買ってみて「思ってたのと違った」評価100件も、レビューの力としては、今のウェブの世界だと一緒になっちゃうよね。

そして、悲しいことに、ヒトはヒトの評価に引っ張られてしまう。

だとしたら、
勤勉なアーリーアダプター(早い段階で気づいてくれた人たち)の上質な評価をきちんともらうことに丁寧に時間を割いた方が、
たくさんのメディアに登場して、瞬間的な旋風を巻き起こすより、本の寿命が延びるな、と考えるようになった。

なので、ちょびっと取材もお断りしつつ、ブランディングというか、存在感を確立しようと考えているところ。

なるべく教育現場の声や、実際に役に立った、というムードではない評価の声を集めたい、と思案中。

Amazon販売、電子書籍は当面ナシ。

これで誰でも出版者! 大人気『わがや電力』重版決定までにした7つのこと amazon

ついでに、一強を作る、ということに親近感を覚えないからAmazon販売は今のところ考えてない。
電子書籍は、エントロピーが汚いのが好みじゃないから却下。

こういう主張は、偏屈っぽいですな。
やあ!ぼく偏屈!
(だって自分が版元だもん、いいじゃない!)

これから。SEOと社会の文脈

seo200
今後ぜひやりたいことは、SEO対策の強化。

時間は結構かかりそうだけど、
日本の中の「太陽光発電」という文脈を、スマートグリッドや、工務店に依頼する、というものから「オフグリッド」に切り替えていきたい

ひとつの言葉の意味する範疇を、個人が同じ言語族全体に波及できる時代になった、というのは本当にすごいこと。

がんばって取り掛かりたいけど、出版業務自体が忙しすぎて、だんだん余裕がなくってきてしまっていて、それはちょっと危惧している。
うーん、どうしたものか。

わがや電力自体は、

Twitter経由でイケダハヤトさんが買ってくれたり、

家入さんも買ってくれて宣伝してくれたり、

里山資本主義の藻谷浩介さんが卸で買ってくれたり、

方々の活動をされてる方からの注文があったり、となかなか世の中の役に立っているようす。
ありがたいことしきり。

最終的には5000部〜10000部の販売を目指していて、
それと同時に2冊目の本も書き上げたい。テーマはてー庵の暮らしか、薬草か、あるいは他のものか、思案中。

以上、この1年半の取りまとめでした!
長かったね、ごめんよ!

つづくー!


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。