命をまもる水の確保。決定版、お金のいらない水の濾過器を自作する
来たる無人島合宿に向けて、準備をする日々。
合宿をする無人島は水がある。
だけど、それなりに砂やら何やら混じってる。
というわけで、かねてから挑戦していた水の濾過だけど今日は ヨホ研・決定版!
ということで、何かあったときも安心の、お金を使わない濾過の方法をご紹介しますよ。
日本のフィールドでの濾過の現状
日本語ソースを探しても、なかなか出てこないサバイバルな水の濾過。
ひとつは日本に水がたくさんあるからだし、濾過したいときはフィルターとか使っちゃう科学の国だからなのでした。
簡単な方法はトラッカースクールで習ったけど、英語で聞いててちゃんと理解できてなかったと反省するさっこん。
というわけで見つけた海外サイト。
おお、シンプルだ!
今まで、砂いれたり草いれたり、いろいろいれてみたり、いれることをお勧めされてきたりしたけど、今回のはシンプル!
構造的には、メッシュ → 濾過層 → 重し、以上!
今回は、メッシュ部には、草を使った。ちょっとだけ小石も混ぜた。
濾過層は、焚き火あとの消し炭。搗き砕いてさらさらにして、
さらにペットボトルに押し込んだ。ぎゅうぎゅうに。
ぎゅうぎゅうにしないと、水がスルリとすぐに出てきてしまって濾過にならない。
重しはそこいらへんの小石。ガワをペットボトルから竹に変えれば、山中でもできちゃうね。
どん。
というわけで完成!
作成時間10分。とりあえず水を流して、素材を洗浄だ。
こういうのって、何回も水を通さないと、しばらく汚れた水が出るものです。
というわけで水をジョバジョバ。
うん、一向に入りません。
ペットボトルの上端まで素材を詰めてしまったため、水圧がかからずに中に水が入らない。
洗おうにも洗えない。足を洗って出直してこい!
というわけで、
減らした。炭は容積でいうと、1リットルくらい入ってる。
このくらいまでいくと、ポタポタと水が落ちるようになった。
濾過器内で舞ってる炭の粉を溢れさせて流す。だんだんきれいになってきた。
その上で、3回水を滴下させきって、いざ実験!(次ページ)
テンダーさん考案の、3Dプリンターで作成したペットボトルの口に装着するタイプの浄水器(黄色いキャップ)を現在注文中なのですが、自宅の水道から出た水も念のため毎回煮沸消毒した方が良いのでしょうか?
武田さん、
ダイナミックラボの商品なので、ダイナミックラボにコメントください。
そして、商品ページに書いてある通り、以下の解説をよく読んでください。
https://sonohen.life/manual-pbp-01/
そもそも水道水は煮沸しなくていいように塩素が入っているので、煮沸するのであれば雨水などで良くなるわけで、わざわざ水道水を煮沸して飲む必要はないと思います。