家全体を12V直流化する。アンプラグドな「てー!ハウスプロジェクト」 03


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低支出、低負荷、低予算の「てー!ハウスプロジェクト

契約電源を引かないので、
ソーラーパネルと、ディープサイクルバッテリーで家全体の電力をまかなうことに。

やりかた

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どん。こちら、愛用しているACデルコのディープサイクルバッテリー。
ふたつを並列でつないで、容量が 230Ahほど。

これだけ容量があれば、なかなか使い切らない。

ディープサイクルバッテリーは、車以外の用途で、電力をきちんと使いたいときに向いてるもの。
普通の鉛バッテリーは、負荷をたくさんかけて、電気を使い切る、みたいなことが想定されていないので、そういう使い方をすると寿命がすぐに来ちゃう。

バッテリーの上に置いてある銀色のものは、インバーター。
一般家庭用の 100V交流を作るもの。

ただし、ロスも出るし、電磁波も出るので、わたくしはあまり使わない。
いざというとき用。

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こちら、ソーラーパネル。
手前ふたつが多結晶シリコンと呼ばれるもので、発電効率が悪く寿命が短い。借りてるので、とりあえずつけてる。60Wがふたつ、ですな。

奥、小さいのが50W、大きいのが100W
ともに単結晶シリコンで、発電効率がやや良い。
ちなみにパネルは黒ければ黒いほど発電効率がいいらしい。 松崎しげるに力を借り

合計 270W
はやいとこ枠を作って、屋根の上に載っけたい。
それだけで発電量は雲泥の差になる。

とりあえず、ここでおさらい。

契約電源を引かないメリット

1.月々の支払いがない
2.送電網に与しないので、停電や、落雷、事故などがあまり関係ない。
3.電磁波が出ない。
4.ロスが少ない。
5.100V交流じゃないので、施行に資格がいらない

デメリット

1.汎用性が低い(主にカー用品を使う)
2.壊れても、不具合があっても、自分でなんとかしなきゃいけない
3.たくさん電気を使うものを稼働させることは、あまり向いてない。
4.初期投資が少しかかる(一般のインフラじゃないから)

というところでしょうか。
わたくしにとっては、圧倒的にメリットの方が大きいので、
今回は直流ハウスへ。

ちなみに、このシステムは、
およそ原価で 6万円ほど。

自分でやってみると、
そんじゅそこらのソーラー設置業者やハウスメーカーは、
どんだけ搾取してんのかー!って思うよね。

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こちら、右上の明かりが、SHARPの銭形LED 10W
稼働電圧が19.6Vなので、昇圧回路を入れてある。
でも、なんだか無駄な気もするし、照明系統のためだけに24V系にシステムを変えるのもアリだなぁ、と思案中。
そうすれば Macもそのまま充電できるし。

ちなみにこの10W LED、めちゃんこ明るい。
4畳半+4畳半+6畳を照らせるくらい明るい。
そして消費電力は豆電球クラス。いやあ、LEDってすごいね。まぶしいけど。


直流化のために、屋内配線をどうするか迷っていて、
結局ブレーカーの配線をそのままバッテリー(というかコントローラー)に直結した。

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そうすると、家全体の、もともとの100V用配線をそのまま使えるようになるし、
全体をブレーカーのレバーでオンオフできるし、
ついでに漏電遮断機もそのまま入れといた。12Vで作動するのかな?

というわけで無事に全体が直流12V化
地味にうれしい。

それ以外の進行状況

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こちらの天井は、雨漏りポイントだったのだけど、本日ヒガシさんがはるばる直しに来てくださいました。どうもありがとうございました。
いやー、木がすっかりくさってますなぁ。

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そして、縁側の天井が落ちてる。
雨漏りの可能性大。
いたるところのノキがいたんでるので、どうしたものかー。

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床板も腐ってたので、ばんばん剥がす。
コンパネを敷いてから、フローリングにするつもり。

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製作途中のロケットストーブ。
道具がないから、地道にタガネとハンマーで穴を開ける。
ステンレス煙突を安く買えていて、全部で出費は3000円くらい。
もうすぐ完成予定。

明日は、ヨホ研を見て問い合わせてくださった方と、
大きいものを出したり、整理したりして、スペースを作る予定。

つづくー!



この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。