【参加者募集】ちびっこ向け無人島合宿やりますよ!日々火々と暮らす火之神合宿・第三回 8/18 – 8/22


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毎年、スバルさんや、アースハーバーのみんなと作ってきた、夏のこども向け合宿。
「火起こし」の抱える世界観、在り方から本当に多くのことがひろがった、自分たちにとっても要の企画。

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今までのようす。2011. 8/29
日々火々と暮らす火之神合宿、無事閉幕

以下、そんな火之神合宿の集大成、第三回のココがスゴイ!をお届けしますよ!


会場が無人島だ

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[写真はイメージです]

実は2年前から、無人島留学 という企画を考えてはいたのだけど、タイミングが合わずに頓挫したままでした。積年の想いを晴らす、今回の会場は無人島! 海上だけに。

無人島という空間は、日常の延長線上にありません。お腹が空いたときのコンビニも、暗くて怖いからの街灯も、蛇口をひねる水道も、あれまあ、一切ございません。
そのことは、渡航してすぐに実感するであろうこと。

今までの、合宿系イベントを通じてわたくしが感じるのは
(そして少し悲しいのは)、
すでにこの世界に慣れてしまっているこどもたちがいるということ。

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大体このくらいだろう、とか、どのくらいの強さでやりたくないと言えば許容してもらえる、とか、そういう感覚を持っているこどもたちに出会うこともあります。

決定版 脳の右側で描け[第4版]名著、「脳の右側で描け」という本の中で、著者のベディ・エドワーズは、
「絵の苦手な人は、目の前の対象を見ずに、自分の中の概念を描いている」ということを述べています。

たとえば、目の前にある「人の目」を描かないで、自分の「記憶の中の目」を描こうとする。
どんなときからも正面の角度で、お決まりのまつ毛、お決まりのまぶた。言わば、「目」という言語を絵にしようとする。目の前のものを観察せずに。


こうした、決まったものの見方をしてしまうときに一番効果的なのは、観察する対象をさかさまにすること

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対象がさかさまになると、人は左脳的な「目」を認識できなくなり、自分の中の概念を引用できなくなる。
その結果、素直な描写ができる、というベディの技法。

このキャンプは、いわば、さかさまから世界を見るような試みです。
なるべく、概念から引用しないように。なるべく、その場の皮膚感覚で、動けるように。世界ってこんなもんだろう、じゃなくてね。

そのために、近代文明からさかさまの、始まりの場所・無人島を選びました。
いいでしょ!

いかだでわたる

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沖秋目島は、港から 1.5kmあります。この距離の移動方法は、
カヌーで組む いかだ

合宿初日は、陸地である火之神で、各技術の練習と確認。
火起こし、水の濾過、焚き火料理、健康管理などなど。
さすがに準備と練習もなくやっていけるほど、無人島は甘くありません。

翌日2日目に、無人島の対岸の秋目から、沖秋目に渡ります!

渡航には、こどもたちをいかだに乗せる名人、スバルさんの出番です。

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[どんぐり自然学校のこどもたち・いかだプロジェクトのようす]

いかだで無人島に渡るって、もう、冒険そのものですね!
ヨットじゃないので、飛び乗ってもあらヨット、とは言いづらいですが、
生涯にわたる思い出になってもらえれば、といたく思います。うんうん。

それにしても、沖秋目島、

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よく見ると、

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ヒノカミン(火之神合宿のマスコットキャラクター)に似てる!奇遇だね!

食料・水・火・寝床の確保

無人島といえばサバイバル!
インディアンの掲げる、セイクレッド・オーダー(生きるための優先順位)は、
家、水、火、食、の順番となっております。灼熱や極寒の地では、体温を保持できないと1日も生き延びられない、ということですね。

今回の合宿では、無人島に到着し次第、寝床作り。地元の人の話を聞いていると、

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ウサギくらい大きいネズミがいるそうな!
寝てる間に頭をかじられないように、気をつけないと!

また、随時 釣りや罠による魚の確保、また、水集め(沖秋目島は無人島にしては珍しく水が湧くのです)、水の濾過、食べられるもの集めも行います。食料の保存技術も同時にチャレンジ。

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今回、今までの火に特化したプログラムから、骨太な技術を統合して実践する場にテーマが移行したので、とってもダイナミックなイベントになること請け合い。
けれども、人気の火起こしプログラムは、改良された弓ぎり道具、経験のある人も多い「まいぎり」の導入などなど、随所がパワーアップ!

技術系コンテンツも相変わらず充実してますよ!

講師がスゴイ

この3年間で、スバルさんもわたくしも、ずいぶん成長しました。自分で言っちゃうけど、実際にそう思う。


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スバル
人は自然の摂理からかけ離れては生きていけない。もっと自然と共に暮らして生きたい。そんな思いから塩づくりをはじめる。暮らしの手作りを日々実践している。
「こども日々火々も3年目。オトナ合宿も何度もしたし、今度はその集大成。
子どももオトナも目一杯チャレンジして、思いっきり楽しんで、最高の合宿を作りたいな。」


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テンダー
1983年生。火起こしから電子回路まで、先人の技術を引き継ぐ1万年目のこども。環境問題や争いを解決する手段として、先住民技術と対話を重んじる。職業はヒッピー。
今回の合宿では、火起こし、かんたんな罠の説明、水の濾過、その他まわりのもので何か作る、を担当。


こんなに守備範囲の広いチームもなかなかないと思います。
そして、わたくしが鹿児島の山中にこれから引っ越してしまうために、これがこのチームの最後の合宿イベントになるかもしれない。

この機会に、ぜひぜひお立ち会いください!

火之神合宿は、やっぱり甘くない

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火之神合宿は、ちょっと厳しいです。
本人がやる、と言ったことをちゃんとやらなければ、怒られますし、
みんなで決めたことが守らなければ、やっぱり怒られます。

その代わり、プログラムにないことでも、
やってみたい、と言われればできるかぎり、オトナスタッフは、やれる環境を突貫で整えたりもします。

ほとんどのプログラムが、大人でも体験したことのないようなものばかり。
だから、できなくたっていいのです。

この、短い4泊5日のあいだに、
どこまでできるようになりたいか、
思ってるより、どこまで自分ができないのか、
そういったものと逃げずに向き合えれば、わたくしはそれでいいと思っています。

いろんなことが、わかったような気になる時代だからこそ、
古いもの、脈々と受け継がれてきたものの中にある、
色褪せることのない新しさ、瑞々しさを、
この合宿で、心にふくんでいただけたら、といたく思います。

【第三回 日々火々と暮らす火之神合宿】

以下、詳細!

1泊2日は火之神で練習をして、3泊4日を無人島で過ごします。
ただし、無人島で過ごすことが最大の目的ではないので、悪天候時や不調者不安者の場合は代替地で開催します。

18日 受付、昼食、火起こし、水ろ過、寝床確保、かまど調理、健康について、窯焼きピザ
19日 朝食、火起こし、移動、いかだ作り、昼食、出航、夕食調理、寝床づくり
20日 食料確保、朝食づくり、刃物・石器、火起こし、焚火パン、水ろ過、ロープワーク、火起こし、夕食調理
21日 朝食調理、魚燻製・干物、昼食調理、海遊び、火起こし、島散策、片付け、夕食調理
22日 朝食調理、出航、黒潮到着、ふりかえり、解散


【日時】 2013年 8/18(日)から22日(木)

【場所】 黒潮農場
 鹿児島県枕崎市 火之神岬町485

【対象年齢】 小学3年生から中学生3年生あたりまで
(それ以外の年齢の方も、お気軽に打診ください)

【定員】 8名(最小催行人数4名)無人島開催に伴い8名に縮小しました。

【参加費】 ¥30,000(保険、食事、宿泊、ワークショップ代込み)
      時流に習いアースハーバーも「家族割」始めました。兄弟でお申し込みの方は、1名につき5000円割引致します。

【持ち物】 あればマイナイフ、汚れてもいい格好、寝袋、etc
(申し込み後に詳細をお送りします)

【お問合せ】 高橋素晴( 090-5802-9292 )
お申し込みとお問合せは こちら から。

というわけで ぜひ!
(ちなみに昨年の合宿参加者さんの中には、この合宿のことを夏休みの自由研究にして、表彰された方が2名いらっしゃいます!)


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。