鹿児島・夏の風物詩。喫茶チチビスコにて、本物の白くまに会う。


チチビスコの白くま

浮き足立つこころ、巻き上がる天パー。
震える唇に気付かれぬように、平然を装って注文する白くま。

「白くま、ひとつください」
 「ハイ。かしこまりました」

おお、ついにわたくし、白くま頼んでしまった。ストップ温暖化ばんざい。

できあがるまでの数分が待ち遠しい。
奥でガリガリ、氷を削る音がするなぁ。

というわけで待つこと数分。

「ハーイ、白くまになります」

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お、来た来た。そうそうこの大きいかきごお・・・・

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あれ?

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白くま状だ〜〜ッッッ!

なんということでしょう。ここ、チチビスコの白くまは、本当に白くま状なのでした。そもそも白くま状なんて言葉はあるんでしょうか。
なんでもイラストレーターでもある、店長のダイスケさんいわく、

「みんな、白くま白くま言ってても
 白くまの形してないじゃん!と思って。」

とのこと。
うん。鹿児島県民でないわたくしには、紛糾ポイントがまったくわかりません。

それにしてもやはり結構な量だ。。頭痛がせずに食べきれるのか?

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[西日を上手に使って、大胆不敵にほくそ笑む白くま]

ところが、食べてみれば、アイスクリームと氷部分のバランスがちょうどよくて、頭も痛くならずおいしく完食。きっと白くま業界に伝わる黄金比みたいな何かがあるに違いない。ごちそうさまでした。

まとめ

とにもかくにも、チチビスコの白くまは、ちゃんと熊してた。クマッてた。
ちなみに、事情によっては、

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こうなったりするみたいです。

チチビスコの白くまメニューは、「暑い間」限定とのこと。
たぶん、「ヨホ研見たよ!」で良いサービスがある、かもしれない。

喫茶 チチビスコ
099-226-2384
鹿児島県鹿児島市船津町5-20

マルヤガーデンからすぐ。ホテルゲートインの2階

2014.6/19 追記
移転したよ!
住所: 鹿児島県鹿児島市上之園町17−1
電話:099-250-0836

今年の夏もあとちょっと。
鹿児島にお立寄の際は、本物白くまをぜひどうぞ!

鹿児島の白くまについて

白くままたは白熊(しろくま)は鹿児島市の発祥の氷菓またはアイスクリーム類。氷白熊(こおりしろくま)とも呼ばれる。

鹿児島市ではかき氷の代表として昭和前期から親しまれ、近年では観光ガイド本やABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』やHTB『水曜どうでしょう』、『元祖!でぶや』などの番組で取り上げられたこともあり、全国的に知名度が高い。
また、福岡県などの県外でも作られている。
wikipedia より)


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。

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