自転車九州。22 炭焼きを習う



いいの?いいの?どうなのどうなのー?

どうもこんちくわ。テンダー研究員です。
ただいまは 宮崎県・青島あたりの 天空カフェ・ジールに滞在しておりますが、先日の 熊本県・古石交流館みどりの里で習った炭焼きのことをば。

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館長の溝口さんの
環太平洋浄化300年計画という壮大なプランに感銘を受け、炭焼きを教えてもらいました。

環太平洋浄化300年計画は、海辺に流れ着いた流木を炭化して、 鉄と一緒に海にまた沈めると、藻場が発生しやすく漁礁になり、かつ、また 二酸化炭素を海底に固定するという素晴らしい計画なのでした。

まさしくヨホホ!

というわけで。

1.耐熱レンガで窯を組む


むかし通った杵柄。かんたんかんたん。

2.炭化させる材を並べる


底面の部材は炭化しないので、遮湿するための捨て部材。
今回は 竹と、お餅と クッキーと ピーマン を炭にしてみました。

3.煙突立てて着火!


盛り上げた部材の上に焚火を起こします。
逆火(さかび) という火の入れ方だそうな。

あとは待つ事90分。
途中、端材を追加して、窯内の酸素をなるべく燃焼させます。
そうすることで収量が倍くらい違うみたいっす。


加減を見る溝口さん。職人はかっこいい。

4.90分寝かせて完成!!


なんと、炭になったピーマンが青びかり!
金属のようでビュリホーだね。

以上が、簡単なレンガ窯炭焼き。
誰でもできそうだし、案外簡単。

他にも溝口さん考案の オイル缶窯など、身近にあるもので炭を焼けるとのこと。

できた竹炭を 旅人用浄水器に入れて 霧島市に出発しましたとさ!

※炭焼きについて、詳しくは こちら↓

すぐにできるオイル缶炭やき術
溝口 秀士
創森社
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この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。