時速60km自転車を作る。01


インホイールモーター
ヨホ研、3周年!わー!
というわけで、今年もよろしくお願い島崎藤村

さてはて、昨年11月末、ebay で買った
Electric Bike Kit Front 24V 500W Motor brushless Bicycle Kit 26
(自転車用の、モーター内蔵の前輪)が届いた。24V / 500W、当時は1ドル=78円の超円高だったので、送料入れてお値段は、20,000円!激安です。

elecycle

うーん。見るからに怪しい広告。
「乗り物のソーラー化」は、ずっと憧れていて、結構モーターを調べたりしていたのだけど、この怪しげ商品を ebayで見かけて、コストパフォーマンスの良さに即購入。

気になるキットの付属品は、

・インホイールモーター(24V / 500W)、重い!
・LEDライト&バッテリー残量計(キーソケット、クラクション付き)
・ブレーキレバー2つ
・アクセルスロットル
・クラクションボタン
・バッテリーコントローラーなる箱
・化繊の、コントローラーを入れるバッグ

の、以上7点。説明書なんかは一切なし。

elecycle03
コントローラーの仕様シールは届いた時点で破けてる。読めないじゃん。
Made in China とのことです。うーむ、危険な香り。

まあでも、幸いなことに構造も複雑じゃないし、コネクタのピンアサインも色分けされてて難しくないし、なんとかなりそう。

elecycle02

新年一発目のヨホホ研究ということで、横浜から宮崎まで苦楽を共にした、愛車ロンロン号を手術。今回の改造はテスト要素が強いけど、ソーラー充電でエネルギーをまかなって、いずれ ガソリンフリーになりたいなぁ。

ちなみに、道交法的には、500Wの電動自転車は、原付に分類されるので公道走行は禁止(原付として申請すれば可)。
電動アシスト自転車としてなら公道も走れるのだけど、電動アシストの定義は、人力1に対して2の補助力、つまり全駆動力の66%までのアシスト(時速10km以下時)であれば、自転車として認可される、ということになってます。時速10km以上のときは、補助力が1:1で、時速24kmを越えるとアシストが切れなくてはいけない。

そこらへんの回路は、後日 Arduinoでなんとかしてみよう。

というわけで、次回は、組み上げ!
つづくー!


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。