工具・溝切りを使って、床板にあいじゃくりを切っちゃうぞ!
昨年11月に、床を畳から板張りに変えたてー庵。
12月頭に子供が産まれる予定にもかかわらず、その直前にタヒチ→日本航路の船に乗ることになったので、大急ぎで床下に断熱材を入れたり、防湿工事したり、怒涛の床作業をした。
しかしその時点では、床材に使おうと思っていた4mの足場板がまだ乾いてなかったので、ただ並べただけだった。
それがだんだん乾いてきて、板と板との間に隙間が空いてきたので、あいじゃくりを切ることに。
あいじゃくり
相決り(あいじゃくり)とは、2枚の板の側面をそれぞれ半分削り、かみ合わせてつなぐ方法。板を幅方向でつなぐとき、相決りして接合することを「相決り継ぎ」と言い、「相決りはぎ」・「違いはぎ」とも言います。また、角材などの接合で両方を半分ずつ欠く方法は、「相欠き(あいがき)」と言います。
住宅建築専門用語辞典 より
つまりこういうことね。
あいじゃくりを入れることで、隣の板が隣の板を抑えてくれるので、反りも抑えられるし、強度も出るし、キミツ性も上がっちゃう。特定秘密保護法下の日本にピッタリ
はいドン!
こちら、反りに反ったわがやの足場板ちゃん。
乗るとシーソーみたいに、反対側に乗ってるものが持ち上がる。
音がうるさいし、隙間にほこり積もるし、つまづくづくし、いいことない。
手持ちの溝を切れそうな工具がちっちゃいトリマーしかなくて、どうやって溝を切るか、2か月くらい考えてたんだけど、ひょんなことからてー庵に寄ってくれた鳥取の幸田さんが、
「溝切りって買っても3000円くらいですよ!」
と教えてくれたので、
すぐに溝切りを買った!!
マキタの胴縁ミゾキリ 3802-A。
ヤフオクにて、本体2800円、送料950円の計3750円。
いやー、安い!
中古木工工具はモノによっては数千円台のものが多々あるので、迷わず買おう木工工具。
さらに廃材で治具を作って、
装着!
これは、足場板に14mm幅の溝を切るためのもの。
4Mの足場板×15本の裏表に溝を切らなくてはいけないので、何も考えずにツーーッと切れるようにしたい。
いざ装着して溝を切ってみると・・・
うーん、バッチグー!
こいつがいれば、
水平線の彼方まで溝が切れそうだぜ!
というわけで、只今毎日ひたすら溝切り中。
つづく。