液晶の割れた iPhoneを直す。



見事なまでにフロントガラスの割れた、無惨なiPhone4。
はじめはガラスが割れながらも、画面は映ったのだけど、時間経過とともにノイズが増えて、文字が読めなくなりました。
液晶(LCD)も破損。

タッチセンサ(デジタイザ)は生きているので、操作はできるけども。

というわけで、iPhoneは、壊れたときにソフトバンクへ持っていくと、修理ではなく、全取っ替えになるそうで、

軽度破損 → 22,800円
重度破損 → 72,450円

とのこと。お高いですなぁ!

そこで、換装用のパーツを専門店(今回はiRescue)より取り寄せまして、自分でやってみよう!ということに相成りました。
Do It Yourself!

iRescueさんに頼むと、専用工具(iPhone4 は 一部特殊ネジのため)と、解説DVDがついて来て、9,900円。

はじめは解説DVDなんていらないぜ!とか息巻いていたものの、いざ見たら

・・・これは見なきゃわからん!

と、身の丈 知っちゃった。ミノタウロス。

わたくし、結構 分解修理をしておりますが、iPhone4に関しては
素人さんでもできる
というレベルではないんじゃないかなぁ。

ある程度、分解慣れをしていて、かつ多少の電気的知識がないと、壊すと思われます。

(iRescueサイトには、99.9%みなさんでお直しいただいております、とのことですが、そもそも換装用パーツを頼む人は、ある程度知識と技術があるわけで、決して、「誰でも」ではないなぁ、と思いましたとさ)

まあ、そういうわけで、


分解大好き!

ポイントとしては、バッテリを外すときに、解説DVD上では金属のドライバーを使うような映像でしたけども、コネクタ部をショートさせたら、もちろん壊れる可能性があります。
なので、わたくしは金属ドライバーはお勧めしません。付属プラスチック治具か、爪とか、鹿の角とか、アナグマの肋骨とか、とにかくそういった電気の流れにくいものを推奨。

そんなこんなで交換自体は簡単です。ツメとか、コネクタとか、そういうもののクセがわかっていれば。


どん!

左が、元のフロントガラス+液晶。
右が、フロントガラスと液晶を付けなおした iPhone4。

換装終了!そしてめでたく起動!
おつかれさん。

そういうわけで、iPhone直せるようになりました。

つづく。


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。