血ノパン


血と涙の天ぷらは悪くなかったけど、まだまだやれるんじゃないか。
そんな可能性を感じる血料理の昨今。お台所に残る血痕。

つまりはなんだかもっとこう、ボリューミーな、

ほら、

パン!とか

というわけで、今回は血のパンです。言い得てチノパン。英語で言えば、ブレッドブラッド。
ブラッド・ピットもびっくりのおしゃれさだ。
(以下、またしても血の画像あり)

1.にわとりの血をとっておく
血のパン
またしても凝固。プルンプルン。

2.小麦粉に混ぜる
血ノパン
他には水とイーストと砂糖と塩。まさしく血潮。血潮がたぎる。

3.捏ねる。
血ノパン

血ノパン
アイヤー

血ノパン
もはやレバー。レバーパン。

4.まじまじと見る
血ノパン

血ノパン
この存在感は一体なんなんだ。中国の謎の生命、太歳に見えないこともない。

5.寝かしつける
血ノパン
寝る子は育つ。

血ノパン
育った。(一時間後)

6.あっという間の焼いて完成
血ノパン
ドン!

いったいぜんたいどうしたことか、どっから見てもいわゆるパンダだ パンだ。ニーハオメイヨー。

食べてみれば血生臭さはなくて、これは血料理の革命かもしれない。

こうやって血を混ぜて、鉄分やら栄養素が豊富なら、大いにアリですなぁ。
そもそも、血料理は栄養価が高いこと、ムダにしないことが目的なので、今回は成功と言ってよいのではないでしょーか。

というわけで、今日の教訓。
» こういう料理をクックパッドに載せない

つづくー!


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。