のぐち英一郎の鹿児島ガイド #6 「3年間で13億円。鹿児島市のコネ人事問題があきらかに」


のぐち英一郎の鹿児島ガイド #6 「鹿児島市のコネ人事問題があきらかに」

テンダー


のぐち英一郎の鹿児島ガイド、去年の夏から、もう5回もやってますよ!
つづいてますね
野口さん


つづいてる、ありがとう。
テンダー


いえいえ。
でも、もうちょっといろんな方に見てもらいたいですね。


一番最初の記事が人気があって、順調にだんだん落ちてきてます
野口さん


なるほど(苦笑)。
テンダー


というわけで、新年一発目の、今日のテーマはなんですか?
野口さん


はい、昨年12月の鹿児島市議会、個人質問で、
議会に決算など経営状況を出している財団や協会などの内部に、
コネ人事があるのではないか、ということをメインに扱いました。


なので今日は、その話をしたいと思います。
テンダー


はい。
議会でコネコネした話。

「鹿児島市密接団体の職員コネ採用問題について」





動画中に登場する団体名や、その活動の注釈は本文末尾に記載


野口さん


鹿児島市では長年、縁故採用であったり、口利き人事があるんじゃないか、と
話も出ていましたし、私もずっと思っていたんですが、確証がありませんでした。



ところが、つい最近になって、関係者の方から内部告発(公益通報)をいただく事があり、それがきっかけになって、直接内部の事情を伺うことができました。



話を聞いていくにつれ、やっぱりそうだったのか、との思いが募ります。

さらにいくつかの情報を調べていくと、
いただいた内部告発と符合するようなことがいくつも出てくる状況です。



なので、そのあたりの今まで触れられなかったことを明らかにする質問を、持ち時間の30分、ほとんどを使って質問したんです。

テンダー


いやー、抜き差しならぬ空間でした。

英語で言えば Don’t Nukisashi Space.

野口さん


それは、本会議場が?

場が緊張してましたか?

テンダー


ピリピリしてました。
いろんなものが。

野口さん


もちろん私も緊張しながらやっていて、
今回は自分の思い込みとか、憶測とかだけではなく、
内部告発による裏付けをもって質問できました。



進むにつれ、言い方も厳しくなり、
自分の中では怒ってはいないんですけど、

テンダー


激おこプンプン丸?

野口さん


そこまでではないですね。

テンダー


そうなんですね。
激おこプンプン丸の加減がよくわかんないけど、
激おこプンプン丸ではなかった?

野口さん


激おこプンプン丸ではなかったですね。

テンダー


なるほど。激おこプンプン丸ではなかったと。



さてはて、前提としての質問なのですが、
鹿児島では、そもそもコネ人事という問題が大きいものだったんですか?







鹿児島市、質問のお作法





野口さん


うーん。
そもそもは、まったく議会では扱われない話でした。


これまでも、「口利き」であったり、「縁故採用」のような語句で、
調べたり質問を組み立てていたりしましたが、市の返答は、「それはない」の一点張りだったんですね。



ところが本当のところは、行政が使う語句としては
「公募」という言葉のみだったので、
「公募ではない採用の仕方」と聞かないと、教えてもらえない話題だったのです。



仮に、縁故採用の実態があったとしても、
議会では、行政の使う語句で質問しないといけません。
今回は「無公募」という語句を使うことによって、
鹿児島市に、実にたくさんの無公募の状況がある、ということがはじめてわかりました。

テンダー


!!!


ザ・お役所仕事!

ちなみに、今までは何て聞いてたんですか?

野口さん


今までは、市の関連団体に「縁故採用」だったり、「口利き」があるのではないか?
と質問していました。

テンダー


そういうときは「ない」と答えられるわけですね。

でも、「無公募」はありますか?と聞けば、
ある、と答える?

野口さん


そういうことでした。

テンダー


はは、面白いですね

野口さん


面白いですねえ。

テンダー


心を大きく持って、
なぞなぞみたいなもんだと思えば。

野口さん


そう思えば楽しいですけど、

今までも「行政が使う言い回しにのっとって聞いてこない」から、
返答は「ありません」だったり、質問内容の存在自体が否定されたり、
途方に暮れる状況がありました。

テンダー


それは今回気付いたんですか?

このキーワードじゃダメなんだ、って。

野口さん


今回は、その内部告発の方とのやりとりで、
行政は「公募」という言い回しをしているんだ、ということがわかりました。

テンダー


今までは、それがわからなかった、ということなんですね。
そこがポイントだということは。

野口さん


はい。

テンダー


それは、すごい話だなー!



縁故採用ないですか?と質問して、ない、と答えられたら、
言葉の上では、ひっかかるポイントがないじゃないですか、そのやりとりに。

野口さん


はい、そう答えられると、
なんとなく釈然としないけど、市役所幹部のそれなりのポジションの方が
「ありません」とはっきりおっしゃるわけですから。
まあないか、ないのかな?と
なりますよね。

テンダー


ないものねだりから、あるもの探しですね。



というわけで、今回は「無公募」という語句で質問したわけですね。
聞いてみたらどんなでしたか?



(次ページ、縁故採用の実態について)


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。