山彦野郎(5)−武市さんに ほら吹きを習い、ほら吹き試験に挑戦する−



 
<前回までのあらすじ>
エレキが恋に落ちました。
 
 
 
 
 
さてさて
どうもこんにちは。
 
賀正テンダーです。
 
賀正賀正。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨今の師走っぷりに すっかり更新が滞りましたが
晴れて 山彦−徳島編の続き。
 
とうとう最終話!
 
 
 
 
ほら貝の吹き方を習わないことには
試験合格は雲のかなた、はるか天竺。
 
 

 
というわけで 武市さん、
ここはひとつ、僕らにほら吹きを教えては
いただけませぬか?
 
 
 
 
すると武市さん、
 
「うん。じゃあ持ち方から」
という感じで
 

 
左手を下に添え、右手は吹き口を つまむとのこと。
 
イエッサー! 武市さん。
 
 
 
 
「それで 口を当てて・・・息を吹き込むと」
 
 

 
鳴らないっす。
 
「あ、そう?鳴らない?」
 
 
というようなやりとりを経つつ、
 
 
 
20分後・・
 
 
 
 

 
れっしゃらーい!!!
 
 
 
 
 
エレキ&テンダー
器用さが取りえ。
 
もう鳴らしまくりッス。
 
 
 
 
 
快音に気分を良くしたのか、
 

 
おお。珍しく誇らしげエレキさん。
溢れる自信が眩しい。
 
 
 
 
 
 
 
しかしながら ほら貝とは
 

 
きれいなかたち。
イッツビューチホー。
 
 
 
 
 
・・・うぬ?
 
ほら貝と言えば・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
海の音が聞こえるー!!!
 
スクリューによって傷つけられた 心優しいマナティたちの叫びが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すいません。
取り乱しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけで ほら吹き技術を
教えていただき(武市さんありがとうございました!)
日にちは進んで試験の日。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まずは2級山彦認定士・筆記試験。
 

 
<大真面目です>
 
エレキ・テンダー・今回カメラマンとしても活躍のタカコ氏・途中合流の舞台人なかまきさんの4人で受験しましたが、
みな微妙な手ごたえ。
 
意外と難しいのです。
 
 
発表は1ヶ月半後、とのこと。
 
 
いやー。不安ね。
 
ファンね。Funね。
Funnyだね。
 
楽しそうだネ。
 
 
 
 
ヒャッホウ☆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけで
試験の手ごたえ何のその。
 
すっかりハイテンション☆チームエコ暮らし。
 
 
 
そのまま
ほら吹き試験へ!
近くの川原へ下ります。
 

 
<音出しのようす。みんな真剣>
 
 
ちなみに今回の山彦試験、参加者は全部で5人。
関東からの参加者(つまりチームエコ暮らし)が4人。
あとは 四国放送のリポーターさん。
 
ってことは エコ暮らしが行かなかったら
参加者は1人だった
 
ううん。何でもない。
 
 
 
 
 
 
 
よよい。
 
ほら吹き試験、トップバッターはエレキ。
よし、目に物見せてやれ!!
 
お前のソウル(あとメガネ)見せてやれ!
 

 
プオウー
 

 
バサッ!!
 
 
おお、白旗。
 
ほら吹き試験とは、
審査員3名に囲まれ、
10回のうち何回 吹けるかを判定する実技試験です。
 
4回で 2級ほら吹き、
8回で 1級ほら吹き、
10回で ほら吹き童子(達人)。
 
判定はかなりシビアで
「(プス)ゥウオウー」 のようにかすれると
失敗(赤旗があがる)とみなされます。
 
成功は白旗。
エレキは快調に吹き続け、、、
 

 
8回目成功!!!
 
そこで わたくしテンダー、
「おお!」 と声をあげたところ、
にやけるエレキ。
 
そして・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(プス)オウー
 
9回目失敗。
 
もちろん 後日さんざん わたくしテンダーのせいにされました。
 
しかし違うぞ、エレキ、
 
ほら吹きとは 自己との対面なのだ。
人のせいにしてはいけない。
 
 
というわけで エレキ、9回成功・1級ほら吹き合格!!!
 
 
 
 
やるなぁエレキ。
 
 
駄菓子菓子!
 
だがしかし!
 
 
 
 
 
 
伊達に 「喋る言葉が8割ウソ」 と言われる
わたくしテンダーじゃあ ございませんわよ。
 
ほら吹きは得意の徳井さんですよ。
 
 
 
 
 
 
えい! とう!
 
 

 
10回成功!!!
 
史上4人目、ほら吹き童子認定いただきましたー!!!!!
 
 
 
 
 
いい流れっス。
 
続いてタカコ氏。
 
(カメラマンの宿命で 今回ご自身の写真はございません。残念!)
 
というわけでタカコ氏 1級合格!!!
 
 
 
 
すごい、すごいぞ エコ暮らし!!
 
 
 
 
続いて
なかまき GO!
 
ヒロミ ゴウ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
・・・。
 
なかまき、2級合格ー!!!!
 
 
 
 
それでも
試験管によると今回は すごく好成績らしいです。
以前 早稲田大学の 資格取得サークルが来た時は
合格者ゼロとのこと。
 
事前練習が効きましたな。
 
リポーターさん、役場の人は 試験ふるわず。
 
 
 
 
その後、武市さんのご好意で
簡単な実地訓練を受け、
 

 

 

 

 
エア・ヤッホー のことなど伺いながら、
 
徳島を後にしました。
 
(※2級山彦認定士になるには実地訓練が必要なのですが、
  今回は時間の関係で受けられなかったので、
  簡単な解説をしていただきました。)
 
正式な2級になるには 再度上勝に来なくては。
 
 

 
というわけで
すごくいいところでした。上勝。
1級山彦認定士の方とみんなで記念写真をパチリ。
 
 
 
 
   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆
 
 
 
 
 
〜後日〜
 
上勝町から大きな封筒が。
 
 
エレキ・テンダー・タカコ氏・なかまき
 
以上4名
 
2級山彦認定士合格(暫定)!!!!
 
 
 
 
 
いえい☆
 


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。