山彦野郎(3) – 花は枯れるもの、うどんは貰うもの-



 
(前回までのあらすじ)
エレキさんがイメチェンしました。
 
 
 
 
 
 
ども。60年代テンダーです。
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけで 徳島編その3。
 
今日は徳島に向かう芦屋市で 人生の何たるかを知る お話だよ☆
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
じゃじゃん。
 
山彦認定士と ほら吹きとはいえ、試験を受けに行くので
昼下がりの車内は勉強モード。
 

<専用テキスト。意外と覚えること多い>
 
 

<ペットボトルで作る擬似ほら貝。果たしてこれは効果があるのか?>
 
 
 
と マンダムな雰囲気の折、
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 

 
ん・・・?
 
 

 
ガソスタで うどんサービス出ましたー☆☆!!
 
 
 
 
 
 
 
これは一体どうしたことか。
 
落ち着け芦屋!
落ち着け日本!
 
しかしながら まさかの展開に車内はパニック寸前。
エレキさんなんて ひきつけを起こす始末です。
 
不況の折、うどんをサービスとは 豪気な者めー!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これはもちろん、
 
寄っちゃいますよね☆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オーキードーキー! 面舵いっぱい。面影いっぱい。
一路 ガソスタへ。
 
そして 勇気を振り絞って スタッフのお兄さんに聞いてみました。
 
うどんサービス というのは一体全体どういうことですか?
 
 
 

  
「はい。レギュラーで20L以上給油のお客さまに うどんを3玉プレゼントさせていただいております」
 
 
 
 
 
 
 
 
おおう。
なんて分かりやすいんだ!
君みたいな人が政治家になるべk
 
げふんげふん。
 
 
 
 
しかしながら残念なことに
ディーピー(車の名前:ディープインパクトに由来)は
もう朝に給油したので
がんばっても12Lくらいまでしか 給油できなさそう。
 
 
 
 
 
うーん。。。
 
 
 
 
泣く泣く諦めようと 車内会議にて決議(圧倒的過半数)。
とりあえずレギュラー満タンお願いしまっす。
 

 
こら、エレキ。持ってっちゃダメだって!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、おつりを受け取ろうとしたそのとき、
 
 

 
あ、良かったら どうぞ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジーザスクライスト!
 
どうやらあまりの食いつきっぷりに
お兄さんは お慈悲の心(と うどん3玉)を下さいました。
 
ありがとう!お兄さん!
ありがとう!芦屋!
 
貧乏旅行には嬉しい限り。
 
うどんは貰うものなのですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
あなた、今夜は おうどんよー!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけで 打って変わってタコフェリー。
 

 
<このタコやろう!>
 
 
お金がない人は
「本州→高速道路→四国」よりも
「本州→(タコフェリーで)淡路島→(高速道路で)四国」が
オススメです。
 
断然お値打ち。
 
 

 
さらば本州。また会う日まで。
 
 
 
 
 
 
長くなりそうなので今日はここまで。
 
 
 
つづくー!
 
(次回は -徳島に上陸し、俺もお前も ほら貝まみれ- の巻)


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。