ルツボックスで暮らす。その4*防寒について
こんにちは。いのゆりです。
ルツボックス生活、あっという間に、一ヶ月が経ちました。
一日が終わって、毎晩ロフトに上がるときの幸せな気持ちと、
だれもしたことのない生活へ挑戦する気持ちを支えに、日々暮らしております。
一ヶ月が過ぎた感想は、一言で言うと、
「正直しんどい」
真新しさやワクワク感が一通りすぎて、日常生活を重ねていってみるといろいろ出てきました。
なにがしんどいかって、一番は、寒さ。
多くの人が心配してくれていますが、お察しの通りです。
それでもまだ、室内の温度は、夜で10℃前後。
床はベニヤ板、天井は波板。
壁は、一面はアルミサッシとガラス窓。
もう一面はすきま風が抜ける跳ね上げ窓。反対側はすきま風抜けるドア。
最後の一面は、ベニヤ板一枚に棚と流し台。
(造り途中のルツボックス、跳ね上げ窓側からみるとこんな感じ)
この構造で寒くない訳がない。
今回のルツボックスには、壁の一部に断熱用でワタを入れてくれています。
鹿児島なら、生活の中で工夫していけば、なんとか冬を越せる気がますが、
寒い地域でルツボックス暮らしを楽しみたい方は、造るときに断熱方法を考えた方がよさそうです。
でも寒さくらいでは負けません。
これからやってくる冬に向けて対策中。
電気を使わないでいかに暖をとるか。対策は、防寒と発熱。
・床に銀マット、窓に防寒シート、すき間にはテンダー差し入れのすき間テープ。
(ある日帰ったらすき間テープが貼られていたという感動は、言葉では言い表せないくらいです)
・お米を炊いたあとの鍋を抱えてお勉強。お湯を沸かしてペットボトル湯たんぽ。
・着込む。寝るときは寝袋に毛布。
・生姜や根菜を食べてみる。
・近くの銭湯(鹿児島は銭湯の大半が温泉!)でしっかり暖まる。
・外を走る。
究極の節約生活みたいで、なんだか楽しくなってきました。
ということで、電気もガスも使わない、防寒、発熱アイデア募集。
灯油ストーブを買う、というシンプルかつ贅沢な選択は、できれば来年までとっておきたい気分。
ルツボックスぽかぽか作戦、私の一番のお気に入りは、鍋会。
人が増えるほど熱源も増えるし、鍋を火にかけて囲むので、心も身体も温まります。
持ち寄りパーティやキャンドルナイトもしました。
これからもルツボックスでこんな集まりをしたいなーと思ってます。
大人子どもがところせましと座り、ルツボックスを揺らしながらワイワイ食事をする光景は、
愉快以外のなにものでもないです。