「下駄と映画とアースウォーカー」


 

 
鮭!
 
ども。ぴちぴちテンダーです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけで
本日は樹を植えながら地球を歩く
中渓宏一(なかたにこういち)さんと
佐藤亜以さんと
一本歯の下駄と
弘前の六ヶ所村ラプソディー上映会と
三沢で学んだことのお話。
 
られつしすぎだね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
こちらが中渓さんです。
サングラスが似合うヒッピーな中渓さんは
世界中をポール・コールマンさんのお手伝いをしながら
樹を植えながら歩き続けているのです。
 
 
もちろんギターも弾きます(希望的観測)。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな中渓さんの荷物に
一本歯の下駄がくくりつけてありました。
 


「あ。下駄だ。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わたくしテンダーの敬愛する古武術家、甲野善紀氏もおっしゃっていました。
 
「履くなら一本歯だ。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ともすると髭剃りのコピーかと聞き間違えますが、
ともしないので聞き間違えることはめったにありません。
良かった。
 
 
そんなわけでテンダーの下駄に対する
憧憬といいますか、
なかば恋にも似た
このこころもちには
並々ならぬものがあったのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな初恋の下駄に
まさか六ヶ所で会おうとは!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これはもう いてもたってもいられません。
にっちもさっちも と言い換えてもいいくらいです。
 
失礼を承知の上で 中渓さんを質問攻め。
 
 
「なぜ持ち歩いてるの?」
「実際に履くの?」
「イッピー(一本歯下駄の愛称)とのなれそめは?」
「スリーサイズは?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな
ぶしつけな質問にも快く答えてくださる中渓さん。
 

<納豆アピールのレデーが佐藤さん。話は広げてね!>
 
その節はお世話になりました。
お好み焼きごちそうさま。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
 
 
 
 
 
と、その翌日。
 
行きがけに中渓さんから
 

「この下駄、置いてくことにしました。
 ふたりで使ってください」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おお・・・。
 
なんと男前な・・・!
 
 
 
 
 
 
命よりも大事な(と勝手にテンダーが思い込んでいる)
一本歯下駄を惜しげも無く 譲ってくださる中渓さん。
 
ありがたくいただきます。
そしてもっとビッグなエコ野郎になって
お返しします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わっしょーい!
エレキ!
 
人生は下駄だね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

うん。
影響受けすぎ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけでその後
ふたりを見送ると共に
沿石に車を乗り上げてタイヤをパンクさせたりという楽しいレクリエーションを交えながら
弘前での「六ヶ所村ラプソディー」上映会に参加。
 
エレキが会場にて、とつぜん可憐な淑女に
「エレキだー!」と
声を掛けられたり
(そのレディが山田スイッチさんだとわかったり)
画家のMAJIOさんにお会いしたりと
 
エコ暮らしも有名になったもんです。
 
多謝多謝。
 
 
 
 
 
 
 
おかげさまで弘前上映会は大盛況。
気負って 翌日の三沢上映会にて
一本歯下駄を着用。
 

 
そこで 学んだことは
「足元を見られるということがどういうことかよくわかった」ということです。
 
おかげさま(?)で三沢も大盛況。
 
 
 
れっしゃらーい!!(※1)
 
 
 
 
 
つづくー!
 
 
 
 
 
 
※1 最近お気に入りの掛け声。
 


この記事の著者

テンダー

ヨホホ研究所主宰の、泣く子も訛る社会派ヒッピー。 電気関係、ウェブ、文章表現、写真、選挙、先住民技術、などが研究対象。 2016年のテーマは、持続可能性の本を書くことと、アウトフローを極めて綺麗にすること。